...砂糖菓子の子ブタに...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「旅の仲間」
...また、パン、ビフテキ、ローストビーフ、ソーセージ、オムレツ、ハム、サーディン、マカロニ、サラダ、キャフェ、チョコレート、バター、ジャム、砂糖、塩、米というように、普通の食品を二十ばかりならべた上に、なお数種の果物と葡萄酒とビールとまでがはいっている...
大杉栄 「日本脱出記」
...いま糖蜜のようなイベリヤ半島の烈日に熔(と)けて爆発している――AA! 闘牛日のMADRID!欧羅巴(ヨーロッパ)はピラネエ山脈に終り...
谷譲次 「踊る地平線」
...』ここでフランシス・スワン夫人は玩具(おもちゃ)にしていた角砂糖と薔薇のサンドウィッチを口へ入れようとした...
谷譲次 「踊る地平線」
...珈琲(コーヒー)には砂糖をお入れになりますか...
谷譲次 「踊る地平線」
...それゆえに金米糖は完全な球状に生長すべきであると結論したとする...
寺田寅彦 「備忘録」
...白紙に包んだ葡萄糖の大きな塊りを...
豊島与志雄 「白木蓮」
...その第一にコーヒーに砂糖は美味いかというのがある...
中谷宇吉郎 「風土と伝統」
...白砂糖(しろざとう)を振(ふ)り掛(か)けた苺(いちご)を食(く)つてゐた...
夏目漱石 「それから」
...於保(おやす)手習(てならい)初メ金五十銭に砂糖折外(ほか)に子供衆へ菓子五十銭分...
長谷川時雨 「旧聞日本橋」
...自覚があるので辛いのは糖尿...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...それからまた今の残った黄身へお砂糖を混ぜて湯の中で煮て今の雪の上へかけてもなお結構です...
村井弦斎 「食道楽」
...これにはよく実(み)の入(い)った南瓜がいいので皮を剥いて小さく切って蒸すか湯煮るかしてそれを裏漉しにかけて一合の中へ玉子の黄身を一つ位入れて砂糖と肉桂(にっけい)の粉で味をつけて玉子焼鍋へ油を敷いてその中へ今の物を入れて二...
村井弦斎 「食道楽」
...胡椒少しと砂糖を小匙半杯...
村井弦斎 「食道楽」
...それは牛乳一合に付きゼラチン四枚、砂糖大匙二杯、玉子の白身二個の割合にて、最初牛乳と砂糖とを鍋へ入れて火に掛け水に漬けおきたるゼラチンを入れて能(よ)く混ぜ煮上りたる時他の器へ移して暫らく冷まし白身の泡立てたる物を混ぜ合せて型へ入れ能く冷やして型より抜取るなり...
村井弦斎 「食道楽」
...第三十四 米のフエタスは前のフライよりもズット上等の御馳走で先ず玉子の黄身二つと砂糖大匙二杯とバター大匙一杯とを能(よ)く煉るように掻き混ぜてその中へ大匙二杯の御飯を入れてよく混ぜます...
村井弦斎 「食道楽」
...蜜柑の方はジャムの下拵(したごしらえ)のようなもので皮ごと薄く切って一晩水へ漬けてその水で沢山のお砂糖と一所に始終掻き廻しながら一時間ばかり煮詰めたのです」と一々講釈の付いた御馳走...
村井弦斎 「食道楽」
...註文のコーヒーが来たとき久慈は真紀子の茶碗に砂糖を摘んで二つ落した...
横光利一 「旅愁」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??