...彼は試験のために精魂を込めた...
...ゴールを目指して精魂こめて走り抜けた...
...この絵は彼女の精魂が込められている...
...健康のためには食事にも精魂を込めるべきだ...
...仕事に取り組むときはいつでも精魂を込めて臨む...
...精魂(せいこん)を打ち込まれたのかとぞんじますとのことである...
谷崎潤一郎 「春琴抄」
...アジャンター壁画の摸写に精魂をつくし...
中谷宇吉郎 「壁画摸写」
...まことに驚くべき不退転の精魂ではあった...
野上豊一郎 「レンブラントの国」
...幼年時代の青空の美しさだけでも精魂こめて描きたいと願つたが...
原民喜 「死について」
...精魂限りやっているんです...
久生十蘭 「魔都」
...精魂を打ちこんだ筈の組合がやっと出来あがっても...
火野葦平 「花と龍」
...この世の「かたみ」として精魂を傾けたこの作品も世評には上らず...
藤野古白 「藤野古白句集」
...その原稿は精魂を打込み自分で描いてこれを優れた手腕のある銅版師に托して銅版彫刻とし...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...さりとは折角精魂含(こ)めて再刻した国貞(くにさだ)や英泉の美しい複製版画を...
正岡容 「吉原百人斬」
...精魂が鼠か妖婆の加護を受くるでないかという辞(ことば)がある...
南方熊楠 「十二支考」
...迷いぬいた精魂がまだからだに残っている...
室生犀星 「あじゃり」
...読書には精魂を傾けていたし...
ジャック・ロンドン Jack London 山本政喜訳 「荒野の呼び声」
...毎日毎日精魂を凝らして眺めているうちに...
夢野久作 「能とは何か」
...おもふところがあつて日本畫に精魂をこめてゐるといつか聞いたその展示を見ておかないとまた一年觀る機會がないし...
吉川英治 「折々の記」
...「む!」柄糸へ精魂しぼって...
吉川英治 「剣難女難」
...振鈴の精魂(しょうこん)こめた修法僧は小野ノ文観(もんかん)僧正(そうじょう)...
吉川英治 「私本太平記」
...おれたちの汗と精魂だ...
吉川英治 「新書太閤記」
...どれほど腕の精魂がつづくものか...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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