...彼は試験のために精魂を込めた...
...ゴールを目指して精魂こめて走り抜けた...
...この絵は彼女の精魂が込められている...
...健康のためには食事にも精魂を込めるべきだ...
...仕事に取り組むときはいつでも精魂を込めて臨む...
...躯殻(くかく)生くるも精魂は死するが如きは...
太宰治 「惜別」
...私には精魂こめて働く気などは少しもなく...
太宰治 「トカトントン」
...精魂を傾けますと...
直木三十五 「南国太平記」
...男子一生の精魂を傾けて為す程のことではない」庄吉が「旦那...
直木三十五 「南国太平記」
...如何(いか)にしても癒(いや)しがたい憂憤の情は多年一夜の休みもなく筆を執って来た精魂の疲労を一時に呼起し...
永井荷風 「散柳窓夕栄」
...鬢髪(びんぱつ)いまだ幸(さいわい)にして霜を戴かざれど精魂漸く衰え聖代の世に男一匹の身を持てあぐみ為す事もなき苦しさに...
永井荷風 「日和下駄」
...終日終夜この事だけに精魂を打ち込んだ結果は...
夏目漱石 「それから」
...精魂こめて凝(じっ)と見詰めました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...みんなもう精魂つきて...
原民喜 「原爆回想」
...私はだんだん精魂が尽きて食後は無性に睡(ねむ)くなった...
原民喜 「廃墟から」
...この世の「かたみ」として精魂を傾けたこの作品も世評には上らず...
藤野古白 「藤野古白句集」
...さりとは折角精魂含(こ)めて再刻した国貞(くにさだ)や英泉の美しい複製版画を...
正岡容 「吉原百人斬」
...私はあの鼓の魔力にかかって精魂を腐らした結果御覧の通りの無力の人間に成り果てました...
夢野久作 「あやかしの鼓」
...人知れぬ精魂を空費して来たか...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...その永い間翁が筆者に傾注してくれた精魂がドレ位であったろうか...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...すなはち仏前に座定(ざじょう)して精魂を鎮(しず)め...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...「む!」柄糸へ精魂しぼって...
吉川英治 「剣難女難」
...それこそ半生の精魂を罩めて産んだルミを...
蘭郁二郎 「脳波操縦士」
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