...精髄を継承する:先人の思想や知識を大切に引き継ぐこと...
...精髄を絞り出す:問題点や本質的な部分をきちんと把握すること...
...精髄を凝縮する:情報や知識を要約して分かりやすくまとめること...
...精髄を尽くす:全力を尽くすこと...
...精髄を抽出する:本質的な部分や重要なポイントを抜き出して取り出すこと...
...詩人であると共にまた信仰問題の精髄に達した人である...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...これがイギリス政情の精髄であった...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...その精髄を掴む彼の能力が増して来るように思われた...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...遂にその職に殉じたる警察官の行績は遺憾なく警察精神を顕現し吏道の精髄を発揚せるもの」だという...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...意識をして意識たらしめる処の精髄だと考える...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...それらの善良で誠実で親切な――正直な人間の精髄ともいうべき――りっぱな人々は...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...夜は星の精髄を眠れる花の上に分かち与えている...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...その精髄があの新月の繊々(せんせん)たる色と形とをとって現われるのであります...
中里介山 「大菩薩峠」
...良識の精髄ではあり得ないはずである」という結論が出されている...
中谷宇吉郎 「身辺雑記」
...ところで「良識の精髄」というのも...
中谷宇吉郎 「身辺雑記」
...独逸(ドイツ)から近代眼科学の精髄(せいずい)をかっぱらって来やがったそうだ...
久生十蘭 「キャラコさん」
...仮装の精髄は、仮装しているものの中への感情移入であると文学は見ている...
宮本百合子 「仮装の妙味」
...大切な精髄的なものでしょう...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...彼らの教訓は哲学の精髄で...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...その生きた精髄ともいうべきものは長々しい虚飾の下に息もたえだえである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...それが日常生活に於ける人間美の精髄ではないか...
夢野久作 「「生活」+「戦争」+「競技」÷0=能」
...姿態美の精髄をあらわす舞台表現だという事が...
夢野久作 「能とは何か」
...その根幹に精髄(せいずい)をうしなえば...
吉川英治 「新書太閤記」
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