...彼女は精良な仕事をする...
...その機械は精良に作られている...
...精良な品質の製品を扱っている会社...
...デザインが精良である...
...精良な技術を持つ職人さんが作った家具がとても素晴らしい...
...即ち噸(トン)数の増加よりもむしろ内容を精良にすることに努むべきものであろう...
大隈重信 「世界平和の趨勢」
...兵器もまた甚だ精良(せいりょう)ならざるものであった...
大隈重信 「三たび東方の平和を論ず」
...かく、數度の障礙にはあひつれど、この工事を他の工塲に托せむの心は起らざりき、さるは、同局の工事は、いふまでもなき事ながら、植字に正に、謹嚴精良なる事、麻姑を雇ひて癢處を掻くが如く、また他にあるべくもあらざればなり、見む人、本書を開きて目止めよかし...
大槻文彦 「ことばのうみのおくがき」
...東京ではむしろ商品の精良ということを主としなくてはならん...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...むしろ品質の精良に努めなくてはならん...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...東京人は概して安値よりも品質の精良を好む習慣がある...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...今後の競争の要点は品質の精良と確実とに帰する...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...ぜひ品質の精良なるを選び...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...明窓浄几、筆硯紙墨、皆極精良、とでもいうような感じで、あまりに整頓されすぎていて、かえって小川君がこの部屋では何も勉強していないのではないかと思われたくらいであった...
太宰治 「母」
...長く田舍に居つて餘り精良な碑帖などを見る機會がなかつたのが...
内藤湖南 「北派の書論」
...精良なる寒暖計というものがなければなりません...
中里介山 「大菩薩峠」
...船長は精良なる銃器を持っているし...
中里介山 「大菩薩峠」
...かつ姑息(こそく)の利を貪(むさぼ)らずして品質の精良を致さば...
福田英子 「妾の半生涯」
...24Johannsiderger ――ドイツのヘッセ・ナッサウ州のライン河畔にあるヨハンニスベルヒ村から産出する精良な白葡萄酒...
エドガア・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「しめしあわせ」
...案外に精良なのかもしれませんね...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...一牛乳屋がかく熱心に牛乳の精良ならんことを図りたるより自然他の牛乳屋もその競争上自家の牛乳を精良ならしむるに至りたり...
村井弦斎 「食道楽」
...精良な筆と絵具とを携えて...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...堅牢なる釣洋燈、精良な飮料、食料...
若山牧水 「樹木とその葉」
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