...翁は快く諾(うべな)ひて粲然たる黄金を卓上に並べたり...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...月に粲(きら)めく路傍(みちのべ)の...
巌谷小波 「こがね丸」
...角枕はまた粲たり...
大槻文彦 「ことばのうみのおくがき」
...可成りの大さありて、金碧粲然として、人目を射る...
大町桂月 「妙義山の五日」
...少しく長くなるけれども覚海伝の一節を仮名交り文に書き改めて大方諸賢の一粲に供しよう...
谷崎潤一郎 「覚海上人天狗になる事」
...従って上記のごときは俳壇の諸家の一粲(いっさん)を博するにも足りないものであろうが...
寺田寅彦 「俳句の精神」
...衣服頭飾粲然(さんぜん)華麗の人を見ざるなく...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...無数の真蒼な小鬼どもが白金の光耀(こうよう)粲爛(さんらん)たる中で乱舞したら...
中島敦 「環礁」
...黄花粲照顔...
夏目漱石 「思い出す事など」
...粲たる七斗は、御空のあなた、傲る吾讎、北方にあり...
夏目漱石 「從軍行」
...大に彼の一粲(いっさん)を博した...
夏目漱石 「正岡子規」
...諸君の一粲(さい)を煩す事にしました...
楢崎龍、川田雪山 「千里駒後日譚」
...読者諸君の一粲(いっさん)に供えてみよう...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
......
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...御粲留(ごさんりう)被成可被下候...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...王粲(おうさん)字(あざな)は仲宣(ちゅうせん)が起って戦に入る三害を力説した...
吉川英治 「三国志」
...宮中の侍郎(じろう)王粲(おうさん)...
吉川英治 「三国志」
...侍中の王粲(おうさん)は...
吉川英治 「三国志」
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