...遠巻きにして兵粮攻(ひょうろうぜ)めにでもされたなら...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...遠きは義經の兵粮丸、楠氏の兵粮丸、竹中半兵衞の兵粮丸など言ふものがある...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...天下知名の兵粮丸と言ふのは...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...兵粮丸には、麻痺藥(まひやく)を用ひて、一時胃を欺瞞(ぎまん)するのと、カロリーの多い食糧のエキスを取つて、少量の食用で大きいエネルギーを出させるやうに出來たのとあります...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...兵粮丸に就て面白い騷ぎがありますが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...南部兵粮丸は、一藩の祕密で處法は御國許寶藏に什襲(じふしふ)してある...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...兵粮丸の世話にはならなかつた...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...わずかばかりの粮米と鍋釜...
久生十蘭 「藤九郎の島」
...わずかばかりの粮米などより...
久生十蘭 「藤九郎の島」
...輜重(しちょう)・兵粮(ひょうろう)の事あり...
福沢諭吉 「学問の独立」
...夷人粮魚(りょうぎょ)おびただしくこれあり」と書をたてまつった...
本庄陸男 「石狩川」
...てもなく兵粮攻(ひやうらうぜめ)と謂つたもので...
三島霜川 「平民の娘」
...今年の秋の兵粮にでもするつもりか...
山本周五郎 「城を守る者」
...兵粮車だけでも数千輛という大輜重隊(だいしちょうたい)が編制された...
吉川英治 「三国志」
...銭粮(せんろう)...
吉川英治 「三国志」
...彼に粮(かて)を与え...
吉川英治 「三国志」
...「漢中攻略の後は、兵粮を貯え、士卒の整備訓練に重点を置き、なお王室を尊んで、固く険阻(けんそ)を守り、曹操打倒の永遠の計をなすべきだと存じます...
吉川英治 「三国志」
...ここにある兵粮軍需品...
吉川英治 「三国志」
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