...その御粮(かれひ)を奪(と)りし猪甘(ゐかひ)の老人(おきな)を求(ま)ぎたまひき...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
......
武田祐吉 「古事記」
...義盛粮道を絶たれ...
太宰治 「右大臣実朝」
...南部兵粮丸の七味はよく存じて居ります...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...その時城中に貯へてあつた南部の兵粮丸を用ひたことゝ思ふ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...わずかばかりの粮米と鍋釜...
久生十蘭 「藤九郎の島」
...夷人粮魚(りょうぎょ)おびただしくこれあり」と書をたてまつった...
本庄陸男 「石狩川」
...兵粮に欠乏(けつぼふ)がちだ...
三島霜川 「平民の娘」
...兵粮は嫌でも他から仰がなければならぬのであるから...
三島霜川 「平民の娘」
...今年の秋の兵粮にでもするつもりか...
山本周五郎 「城を守る者」
...粮倉(ろうそう)奉行の蔵田五郎左衛門を呼び...
吉川英治 「上杉謙信」
...莫大な粮米(ろうまい)や軍需品を置き捨ててある...
吉川英治 「三国志」
...粮(ろう)は豊山(ほうざん)を鋳(い)て銅(あかがね)となし...
吉川英治 「三国志」
...粮草(ろうそう)なおとぼしき間に...
吉川英治 「三国志」
...つとめて兵粮などを貯えさせ...
吉川英治 「三国志」
...満山の兵粮へ火を放て」錆びたる声で...
吉川英治 「三国志」
...その窮迫を訴えに出た粮米方(ろうまいがた)の武士を前にして...
吉川英治 「新書太閤記」
...大坂城の粮米(ろうまい)は欠乏を極めておりますため...
吉川英治 「新書太閤記」
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