...粟田口を指して行くのである...
芥川龍之介 「芋粥」
...「粟田口では、ござらぬのう...
芥川龍之介 「芋粥」
......
武田祐吉 「古事記」
...ひゅうがのかみの首としがいとをつなぎあわせて粟田口(あわたぐち)においてはりつけになされました...
谷崎潤一郎 「盲目物語」
...粟田口から三条橋は渡らず...
中里介山 「大菩薩峠」
...穂芒や琵琶の運河を我は行く前は粟田の裏山にして大正十二年仲秋の月を石山に賞し疏水に舟を浮べて京に入られた時の作...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...「後開榛名梅ヶ香(おくれざきはるなのうめがか)(安中草三郎(あんなかそうざ))」や「粟田口霑笛竹(あわたぐちしめすふえたけ)」や「塩原多助一代記(しおばらたすけいちだいき)」もまた逸(はず)すべからざる代表作品であるがこれらの検討もまた他日を期そう...
正岡容 「我が圓朝研究」
...阿波の粟田(あわた)村の葛城(かつらぎ)大明神の社では...
柳田國男 「日本の伝説」
...徳島県板野郡北灘(きたなだ)村粟田)美濃の太田では...
柳田國男 「日本の伝説」
...石橋英七 (笛)中上正栄◇老松 (シテ)梅津朔造 (シテツレ)大賀小次郎 (ワキ)小畑久太郎 (ワキツレ)梅津昌吉 (大鼓)宮崎逸朔 (小鼓)河原田平助 (太鼓)国吉静衛 (笛)杉野助三郎 (間)岩倉仁郎◇粟田口 (狂言)野田一造...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...――六波羅がたは、今日の午下(ひるさが)りから、叡山方が、両親王の下知のもとに、一手は雲母坂(きららざか)から、一手は大津へゆるぎ出たのを知り、すぐさま粟田、蹴上に一陣を押し進めた...
吉川英治 「私本太平記」
...粟田口から十禅寺ノ辻の辺に占め...
吉川英治 「私本太平記」
...粟田口に梟(か)けられた斎藤利三のそれは...
吉川英治 「新書太閤記」
...粟田(あわた)山の春は...
吉川英治 「親鸞」
...粟田山(あわたやま)の樹々は...
吉川英治 「親鸞」
...岡崎から粟田口(あわたぐち)へ――そして街道を一すじに登って蹴上(けあげ)の坂にかかるころは...
吉川英治 「親鸞」
...これが粟田淺吉といふ名を知つた初めであつた...
若山牧水 「樹木とその葉」
...その峠茶屋の爺さんが即ち今度金婚式を挙げた粟田翁であるのだ...
若山牧水 「青年僧と叡山の老爺」
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