...粟田口を指して行くのである...
芥川龍之介 「芋粥」
...粟田――を訪れたことは...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...京の粟田口に立つて往来の人に勧化(くわんげ)をすることにした...
薄田泣菫 「茶話」
...大和法隆寺(御物)大和海竜王寺所蔵のものはこれに次ぎ、京都東寺、粟田口青蓮院、嵯峨清涼寺、坂本来迎寺所蔵のもの略これと同じく、また貝葉でなく紙本梵文にも逸品がある...
高楠順次郎 「東洋文化史における仏教の地位」
...粟田口から三条橋は渡らず...
中里介山 「大菩薩峠」
...今村次郎の速記をもって「牡丹燈籠(ぼたんどうろう)」「安中草三」「塩原多助」「美人の生埋」「粟田口」「乳房榎(ちぶさえのき)」「江島屋」「英国孝子伝」と相次ぐ名作が...
正岡容 「圓朝花火」
...京都粟田(あはた)白川橋南に入る堤町の三宅典膳と云ふものゝ家に潜伏してゐた...
森鴎外 「津下四郎左衛門」
......
柳田國男 「日本の伝説」
...石橋英七 (笛)中上正栄◇老松 (シテ)梅津朔造 (シテツレ)大賀小次郎 (ワキ)小畑久太郎 (ワキツレ)梅津昌吉 (大鼓)宮崎逸朔 (小鼓)河原田平助 (太鼓)国吉静衛 (笛)杉野助三郎 (間)岩倉仁郎◇粟田口 (狂言)野田一造...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...粟田口から十禅寺ノ辻の辺に占め...
吉川英治 「私本太平記」
...粟田口(あわたぐち)へ...
吉川英治 「親鸞」
...粟田口(あわたぐち)あたりの閑寂(かんじゃく)な土塀や竹垣...
吉川英治 「親鸞」
...さようなら」雪千丈一粟田口(あわたぐち)の雑木の葉がすっかり落ちきって...
吉川英治 「親鸞」
...粟田(あわた)の辻のあの大きな銀杏(いちょう)の樹すら折れていました」二このひどい大風が明け方までも吹きつづけたら京の町はどうなることか...
吉川英治 「親鸞」
...その歌詞にわれが殿衆は藤五郎さまじゃに粟田口(あわたぐち)より石また曳きゃるエイサ...
吉川英治 「宮本武蔵」
...粟田とは彼の苗字である...
若山牧水 「樹木とその葉」
...これが粟田淺吉といふ名を知つた初めであつた...
若山牧水 「樹木とその葉」
...紙には矢張(やはり)粟田爺さんの手らしく...
若山牧水 「青年僧と叡山の老爺」
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