...粛然とした面持で...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...粛然とした場内に...
横光利一 「欧洲紀行」
...頭の心が急に突きぬかれていくような酸素の匂いで粛然とした気持ちが暫く二人を捕えて放さなかった...
横光利一 「旅愁」
...粛然とした慎しみで...
横光利一 「旅愁」
...今まで見られなかった粛然としたものに変っていった...
横光利一 「旅愁」
...ところがその粛然とした全体の感じが奇妙にあの櫺子窓によって強調せられることになるのです...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...夢殿の印象は粛然としたものであった...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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