例文・使い方一覧でみる「粘り」の意味


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...そしていつものとおり一種の粘り強さをもって葉子の言伝(ことづ)てを取り次ぐ岡に対して...   そしていつものとおり一種の粘り強さをもって葉子の言伝てを取り次ぐ岡に対しての読み方
有島武郎 「或る女」

...指に粘りついた飯粒を落とした...   指に粘りついた飯粒を落としたの読み方
有島武郎 「生まれいずる悩み」

...しかし父はその持ち前の熱心と粘り気とを武器にしてひた押しに押して行った...   しかし父はその持ち前の熱心と粘り気とを武器にしてひた押しに押して行ったの読み方
有島武郎 「親子」

...四ツの髯の粘り加減は...   四ツの髯の粘り加減はの読み方
泉鏡花 「婦系図」

...底の方に向つて粘りついてゐるのだ...   底の方に向つて粘りついてゐるのだの読み方
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」

...「サイダー」は甘味があり粘りがあって極めて不味(ふみ)だ...   「サイダー」は甘味があり粘りがあって極めて不味だの読み方
大下藤次郎 「白峰の麓」

...着物の裾が汗ばんだ両脛(りょうはぎ)へ粘り着いた為めに...   着物の裾が汗ばんだ両脛へ粘り着いた為めにの読み方
谷崎潤一郎 「恐怖」

...少しの粘りと臭気のある繊維が...   少しの粘りと臭気のある繊維がの読み方
寺田寅彦 「からすうりの花と蛾」

...この粘り強い生命の根はしっかりと互いにからみ合って...   この粘り強い生命の根はしっかりと互いにからみ合っての読み方
寺田寅彦 「芝刈り」

...生温(なまあったか)い粘り気のある唇でちゅっちゅっと吸った...   生温い粘り気のある唇でちゅっちゅっと吸ったの読み方
豊島与志雄 「幻の彼方」

...今日では餅に粘り気の多い糯米を用いるからそんな繋ぎは入用がないようだが...   今日では餅に粘り気の多い糯米を用いるからそんな繋ぎは入用がないようだがの読み方
牧野富太郎 「植物一日一題」

...この義太夫の地にありさうなねつい太い声は全く春団治特有のもので、谷崎潤一郎氏も「私の見た大阪及び大阪人」の中で、『悪く底力のある、濁つた、破れた、太い、粘り強い、映画説明者や浪花節語りのそれを想はせる声』と曾我廼家五郎の「声」を評した後で『落語の春団治などもあの地響きある声を出す』と云つてゐられる...   この義太夫の地にありさうなねつい太い声は全く春団治特有のもので、谷崎潤一郎氏も「私の見た大阪及び大阪人」の中で、『悪く底力のある、濁つた、破れた、太い、粘り強い、映画説明者や浪花節語りのそれを想はせる声』と曾我廼家五郎の「声」を評した後で『落語の春団治などもあの地響きある声を出す』と云つてゐられるの読み方
正岡容 「初代桂春団治研究」

...粘りのないことに関する...   粘りのないことに関するの読み方
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」

...粘りづよく強引に...   粘りづよく強引にの読み方
矢田津世子 「※[#「やまいだれ+句」、第4水準2-81-44]女抄録」

...丁寧にかきまわしたのでは粘りが出て...   丁寧にかきまわしたのでは粘りが出ての読み方
矢田津世子 「茶粥の記」

...むらむらと舞い立った一団の妖気のような粘りっこい強さには爆かれた水のように力がなかった...   むらむらと舞い立った一団の妖気のような粘りっこい強さには爆かれた水のように力がなかったの読み方
横光利一 「旅愁」

...御方の粘りづよい...   御方の粘りづよいの読み方
吉川英治 「剣難女難」

...助右のこの粘り方には...   助右のこの粘り方にはの読み方
吉川英治 「新編忠臣蔵」

「粘り」の読みかた

「粘り」の書き方・書き順

いろんなフォントで「粘り」

「粘り」の英語の意味


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アルハンブラ   具有する   板子  

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