...指に粘りついた飯粒を落とした...
有島武郎 「生まれいずる悩み」
...餅に粘りつかれて杵が持ち上らなくなったりした...
梅崎春生 「狂い凧」
...「サイダー」は甘味があり粘りがあって極めて不味(ふみ)だ...
大下藤次郎 「白峰の麓」
...粘り強さもロブスターのようだ...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「赤毛連盟」
...生温(なまあったか)い粘り気のある唇でちゅっちゅっと吸った...
豊島与志雄 「幻の彼方」
...鈍重で粘り強く、幾度も兵隊生活で制裁を加へられた人間特有の、がつしりした体つきで、直吉は悠然と喋つた...
林芙美子 「瀑布」
...粘り強い意志を研(と)ぎ澄ましている人のようだった...
原民喜 「冬日記」
...黴のために粘りついていた...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「マリー・ロジェエの怪事件」
...皿に手が粘りついて離れないとでもいうように...
宮本百合子 「伊太利亜の古陶」
...雄々しく辛苦を凌ぐ粘りと勇気がもてたのでした...
宮本百合子 「キュリー夫人の命の焔」
...稲子さんというひとの非常な粘りづよさ...
宮本百合子 「窪川稲子のこと」
...(c)ことに彼らの自信のうちにいささかの粘りづよさがあるならば申分なしである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...根から得る透明な粘り強いその液が...
柳宗悦 「和紙の美」
...粘りをつけてからもう一度杵でこねるのである...
柳田国男 「木綿以前の事」
...白い額の汗に粘り付いていたが...
夢野久作 「巡査辞職」
...毛の粘り付いた恥骨(ちこつ)のみが高やかに...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...彼は無言にお延の粘りこい手を振りもいだ...
吉川英治 「剣難女難」
...いかなる変に臨んでも機に応じてまず側面の外交を試みる熱と粘りは怠らない...
吉川英治 「三国志」
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