...すべからく夜の商売はやめるべし...
井上貞治郎 「私の履歴書」
...すべからく目を翻(ひるがえ)してみることです...
高神覚昇 「般若心経講義」
...すべからく私どもは因縁に随順してすみやかに般若の智慧(ちえ)を磨(みが)く事によって...
高神覚昇 「般若心経講義」
...男子すべからく率直たるべしと思ひ...
太宰治 「津軽」
...すべからく「手作り(ハンド・メイド)」を感謝し...
谷譲次 「踊る地平線」
...すべからく彼に燈明を上げなければならぬこと等々...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」
...帰来はすべからく辰(たつ)に及ぶべし...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...すべからく寝て鋭気を養うべしだ」言いつつ菓子皿に残れるカステーラの一片を頬(ほお)ばり「むむ...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...すべからく互いに愛し合うべし...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...新時代の文化人はすべからくサッカリンを用いなさいとすすめる...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...人生はすべからく夢を見ることですな...
中里介山 「大菩薩峠」
...すべからく現代を超越すべしといった才人はとにかく...
夏目漱石 「行人」
...すべからく剛毅(ごうき)でなければならぬ...
新渡戸稲造 「自警録」
...すべからく外国語で喋(しゃべ)ることだ...
原口統三 「二十歳のエチュード」
...カキツバタでは決してないぞとすべからく断定すべき燕子花の名は...
牧野富太郎 「カキツバタ一家言」
...男が怒るならすべからく第一義の問題で怒らなくちゃいけない...
山本周五郎 「七日七夜」
...すべからく蜀の内部に衰乱の兆(きざ)すを待って...
吉川英治 「三国志」
...すべからく貴方も大志を抱いて...
吉川英治 「新書太閤記」
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