例文・使い方一覧でみる「粘」の意味


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...永井君の性質が外は極めて柔でありながら内は正反對の剛で靱性に富んで居るのに眼を瞠り出した...   永井君の性質が外は極めて柔でありながら内は正反對の剛で粘靱性に富んで居るのに眼を瞠り出したの読み方
生田葵山 「永井荷風といふ男」

...年中變らぬ稗勝(ひえがち)の飯に氣(ねばりけ)がなく...   年中變らぬ稗勝の飯に粘氣がなくの読み方
石川啄木 「二筋の血」

...切(せ)めて山本伯の九牛一毛(きゅうぎゅういちもう)なりとも功名心があり、着力があり、利慾心があり、かつその上に今少し鉄面皮(てつめんぴ)であったなら、恐らく二葉亭は二葉亭四迷だけで一生を終らなかったであろう...   切めて山本伯の九牛一毛なりとも功名心があり、粘着力があり、利慾心があり、かつその上に今少し鉄面皮であったなら、恐らく二葉亭は二葉亭四迷だけで一生を終らなかったであろうの読み方
内田魯庵 「二葉亭余談」

...監督は防火扉の隙間に塗りこめる土をとりに駈けだして行った...   監督は防火扉の隙間に塗りこめる粘土をとりに駈けだして行ったの読み方
大阪圭吉 「坑鬼」

...土質の断崖があって...   粘土質の断崖があっての読み方
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「追放されて」

...九谷の村から土をとり寄せて熱心に旗上げをしたのであるが...   九谷の村から粘土をとり寄せて熱心に旗上げをしたのであるがの読み方
中谷宇吉郎 「九谷焼」

...それでこの赤土について詳細に研究をした...   それでこの赤粘土について詳細に研究をしたの読み方
中谷宇吉郎 「黒い月の世界」

...皮膚に土を塗って冷えや昆虫にたいして防ぎ...   皮膚に粘土を塗って冷えや昆虫にたいして防ぎの読み方
マクス・ノイバーガー Max Neuburger 水上茂樹訳 「医学の歴史」

...また濕(しめ)つた土(ねんど)が火(ひ)の傍(そば)に置(お)かれると...   また濕つた粘土が火の傍に置かれるとの読み方
濱田青陵 「博物館」

......   の読み方
エドゥアール・エルネ・プリリュー Edouard Ernest Prillieu 竹本周平訳 「Rosellinia necatrix (R. Hart.) Berlese の子嚢殻の裂開性について」

...見るからにばつくような水が...   見るからに粘ばつくような水がの読み方
本庄陸男 「石狩川」

...その頭あるいは背に着けて来た花粉を今度は丁度その虫の頭の上へ差し出ているり気ある柱頭へ自然に触れてそれへ附着さすのである...   その頭あるいは背に着けて来た花粉を今度は丁度その虫の頭の上へ差し出ている粘り気ある柱頭へ自然に触れてそれへ附着さすのであるの読み方
牧野富太郎 「植物記」

...持って来た花粉がそれに着(ねんちゃく)する...   持って来た花粉がそれに粘着するの読み方
牧野富太郎 「植物知識」

...その土は西と東の山地から...   その粘土は西と東の山地からの読み方
宮沢賢治 「イギリス海岸」

...楽しい想像でしょう? 私は私式のりでこの小さいが愉快な空想を実現するつもりです...   楽しい想像でしょう? 私は私式の粘りでこの小さいが愉快な空想を実現するつもりですの読み方
宮本百合子 「獄中への手紙」

...蜂蜜のように(ねば)る手や...   蜂蜜のように粘る手やの読み方
吉川英治 「宮本武蔵」

...火の土(ねんど)を踏むようだった...   火の粘土を踏むようだったの読み方
吉川英治 「宮本武蔵」

...それまではそう身近に知らなかった液感を伴う匂いなどに知らず知らず敏感になっていた...   それまではそう身近に知らなかった粘液感を伴う匂いなどに知らず知らず敏感になっていたの読み方
吉川英治 「忘れ残りの記」

「粘」の読みかた

「粘」の書き方・書き順

いろんなフォントで「粘」

「粘」の英語の意味

「粘なんとか」といえば?   「なんとか粘」の一覧  


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