...テストで粗相してしまった...
...キッチンでの粗相が原因でゴキブリが出てきた...
...礼儀として、粗相なく挨拶することが大切だ...
...相手に粗相を指摘するのは難しいけれど、必要な場合もある...
...繊細な素材のものは、粗相な取り扱いをすると傷ついてしまう...
...遺失粗相などがあるまいものでもないという迷信を生じた...
泉鏡花 「おばけずきのいわれ少々と処女作」
...風船屋が粗相(そそう)をして...
江戸川乱歩 「押絵と旅する男」
...もともとわての粗相から起きたことだすよつてな」「お前さんにはお頼みしませんよ」婦人の顔はまた険しくなりました...
薄田泣菫 「黒猫」
...子役の粗相12・10(夕)今道頓堀の中(なか)座で演(や)つてゐる『故郷飾錦伊達織(こきやうへかざるにしきのだており)』...
薄田泣菫 「茶話」
...夜業(よなべ)をやっていながらふとした粗相で傍に置いてあった揮発(きはつ)の大罐に火が移って...
橘外男 「生不動」
...粗相をしてはと云う心配とで...
谷崎潤一郎 「細雪」
...どうか御粗相(ごそそう)のないように」「見苦しいところでございまして...
中里介山 「大菩薩峠」
...少し剃刀を滑らしたんだ」「自分の粗相にしても...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...お怪我はありませんか」「粗相は生れ付きで...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...とんだ粗相(そそう)をしました...
火野葦平 「糞尿譚」
...私の粗相からあなたの大事な...
三浦環 「お蝶夫人」
...「またいつもの粗相(そそう)やさんがそんなことをしてお嬢様にしかられるのですね...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...粗相も起こしかねないほどの衝動を受けて涙ぐんでいた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...粗相(そそう)のないように保護しているのを見ますと...
夢野久作 「暗黒公使」
...何で時も計らず粗相(そそう)に兵を動かしおったか...
吉川英治 「新書太閤記」
...とんだ粗相をして...
吉川英治 「新・水滸伝」
...「粗相(そそう)には扱わないから...
吉川英治 「宮本武蔵」
...自分の粗相(そそう)は棚に上げて...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「にんじん」
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