...一粗木(あらき)のテーブルの片隅に置かれてあるあぶら蝋燭の光りを頼りに...
アンブローズ・ビヤース Ambrose Bierce 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...粗木(あらき)の膳棚の中に食べおわった五人分のめし茶碗が押しかさねられ...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...暗牢の粗木の臥牀の上で満十歳と三カ月の短い生を終え...
久生十蘭 「カストリ侯実録」
...古びた粗木(しらき)の卓の上に...
久生十蘭 「キャラコさん」
...マトレスの粗木綿(デニム)のざらりとした感触...
久生十蘭 「肌色の月」
...その足もとの横長い粗木(あらき)づくりの腰掛に...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
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