...筋子(すじこ)の粕漬(かすづけ)と...
太宰治 「冬の花火」
...今日の買物一金拾三銭 醤油二合其他一金壱円 酒壱升一金拾弐銭 ゴマメ五十目一金五銭 切干百目一金七銭 バツト一個一金四銭 なでしこ一袋一金七銭 鰯一くぎり一金五銭 竹輪一本一金弐銭 しようが一ツ一金四銭 酢一合一金十銭 古雑誌一冊一金三十銭 酒代借払一金十弐銭 小口色し一金十銭 切手十枚一金五銭 酒粕百目一金十銭 煙管弐本二月十日天地清明...
種田山頭火 「其中日記」
...粕谷は二十六軒しかないから...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...粕谷で其子を中学二年までやった家は此家(ここ)ばかりと云う程万事派手(はで)であった故人が名残(なごり)は...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...斯様な事情と彼女の切なる心情を見聞する粕谷の夫妻は...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...逗子(ずし)なる老父の許(もと)と粕谷(かすや)の其子の許へカタミの品々を送って来た...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...粕谷から高輪(たかなわ)に往った...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...いよ/\私共も粕谷の土になるにきめました...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...夜食が出て、粕汁が附いてる、これ、京都の冬の味...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...ハシトウフ豆腐の粕を取らずに堅めて作ったものを...
柳田國男 「食料名彙」
...あの男が頼みの綱だぞ」第二回は浦粕座で...
山本周五郎 「青べか物語」
...浦粕町のことをいろいろ話していると...
山本周五郎 「青べか物語」
...「なるべく危険なところには近よらないようにしよう」船が浦粕へ着くと...
山本周五郎 「青べか物語」
...浦粕亭(てい)(寄席(よせ))へなにわぶしを聞きにゆこうとか...
山本周五郎 「青べか物語」
...焼干しにしたり粕漬けにしたりして...
山本周五郎 「若き日の摂津守」
...(次いで正木博士の自殺を告げ死因に就ての心当りを問えば甘粕氏は愕然蒼白となり流涕(りゅうてい)して唇を震わしつつ)それは本当ですか...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...茶粕(ちゃかす)が付いてらあ...
夢野久作 「焦点を合せる」
...あとに残つた円盤形の豆粕の塊(かたまり)が断えず引き出される...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
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