...「一粒の麦、地におちて死なずば、ただ一つにて終わらん...
高神覚昇 「般若心経講義」
......
高浜虚子 「俳句の作りよう」
...粒々辛苦にうたれるのである...
種田山頭火 「其中日記」
...「――さうだな」房一は暑さのために鼻の頭に汗粒を浮かべて...
田畑修一郎 「医師高間房一氏」
...早や一粒二粒夕立の先駆が落ちて来た...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...次(つぎ)の日(ひ)には空(そら)は些(いさゝか)の微粒物(びりふぶつ)も止(とゞ)めないといつたやうに凄(すご)い程(ほど)晴(は)れて...
長塚節 「土」
...柊の花がほろほろとこぼれて米粒のやうに見えました...
新美南吉 「鳥右ヱ門諸国をめぐる」
...髪の毛一と筋砂一粒入っていても...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...八人の敵――つて言ふぢやありませんか」「七人――の間違ひだらう」「一人位は多くたつて驚きやしません」「いくら持つて居るんだ」「小粒が一つ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...ただ一と粒種の三河屋の希望を喪(うしな)った悲しみに浸り切って...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...すると袂で顔をおほうて雀の唄をうたつてゐたお粒が...
林芙美子 「「リラ」の女達」
...否寧ろ是を艶美を増すところの「美の豆粒」として尊重し...
堀口九萬一 「東西ほくろ考」
...顆粒大ニシテ久キヲ経テ色黄黒ナル者是レ食茱萸ナリト...
牧野富太郎 「植物記」
...今度は御飯をほんの二粒か三粒ばかり固めて口の中に入れました...
夢野久作 「豚吉とヒョロ子」
...「しかも端緒はこの一枚の小粒銀なんだ」「南鐐(なんりょう)ですか」「みてごらん」それは約二十年ほどまえの安永初年...
山本周五郎 「風流太平記」
...ある頂点で水粒は一度頓狂な最後の踊りをすると...
横光利一 「旅愁」
...みなこの沙の微粒である...
吉川英治 「三国志」
...彼が柏(かしわ)の葉につつんだ弁当の飯粒を嘗(な)め終った頃であったから...
吉川英治 「宮本武蔵」
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