例文・使い方一覧でみる「粉微塵」の意味

...雨が降ったら、車に粉微塵がつくのが嫌だ... 雨が降ったら、車に粉微塵がつくのが嫌だの読み方

...土砂崩れの直後は、周辺が粉微塵で覆われていた... 土砂崩れの直後は、周辺が粉微塵で覆われていたの読み方

...工場での過剰な粉塵の発生により、空気中には粉微塵が飛び交っていた...

...突然の爆発により、建物は粉微塵と化した... 突然の爆発により、建物は粉微塵と化したの読み方

...熱で枯れた草地は、風に吹かれると粉微塵が舞い上がった... 熱で枯れた草地は、風に吹かれると粉微塵が舞い上がったの読み方

...ある限りが粉微塵（こなみじん）になりでもすれば……はたしてそれが来た... ある限りが粉微塵になりでもすれば……はたしてそれが来たの読み方
有島武郎「卑怯者」

...携帯電灯は粉微塵（こなみじん）になってとび散った... 携帯電灯は粉微塵になってとび散ったの読み方
海野十三「少年探偵長」

...千尋の谷底へ身体（からだ）は落ちて粉微塵（こなみじん）となるわけです... 千尋の谷底へ身体は落ちて粉微塵となるわけですの読み方
高村光雲「幕末維新懐古談」

...全列車が粉微塵だ... 全列車が粉微塵だの読み方
モーリス・ルヴェル　Maurice Level 田中早苗訳「十時五十分の急行」

...耳と頬の間を粉微塵に打ち砕かれ... 耳と頬の間を粉微塵に打ち砕かれの読み方
谷崎潤一郎「金色の死」

...粉微塵に壊しておしまいなすったんです... 粉微塵に壊しておしまいなすったんですの読み方
豊島与志雄「或る男の手記」

...世界を粉微塵（みじん）にしてやりたくなった... 世界を粉微塵にしてやりたくなったの読み方
ロマン・ローラン　Romain Rolland 豊島与志雄訳「ジャン・クリストフ」

...それを認めるよりもむしろ自分を粉微塵（こなみじん）にされたかった... それを認めるよりもむしろ自分を粉微塵にされたかったの読み方
ロマン・ローラン　Romain Rolland 豊島与志雄訳「ジャン・クリストフ」

...其處で粉微塵に碎かれてしまつたやうな氣がしたのだ... 其處で粉微塵に碎かれてしまつたやうな氣がしたのだの読み方
南部修太郎「疑惑」

...あんなに粉微塵（こなみぢん）になるものですか」「――」「まだありますよ... あんなに粉微塵になるものですか」「――」「まだありますよの読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...粉微塵になってしまえ――と... 粉微塵になってしまえ――との読み方
野村胡堂「法悦クラブ」

...粉微塵（こなみじん）に破壊されたらどうだろう... 粉微塵に破壊されたらどうだろうの読み方
平林初之輔「犠牲者」

...そしてその刹那に氏の脆弱な公式は粉微塵に破砕してしまつたのである...
平林初之輔「諸家の芸術価値理論の批判」

...あなたは岩角にぶつかつて粉微塵になるか... あなたは岩角にぶつかつて粉微塵になるかの読み方
ブロンテイ十一谷義三郎訳「ジエィン・エア」

...或る部分の「我」を粉微塵に吹飛ばされて見て... 或る部分の「我」を粉微塵に吹飛ばされて見ての読み方
宮本百合子「概念と心其もの」

...六人が軍艦と一緒に粉微塵になってしまおうという計画なんです」「まあなんて恐ろしい……」「もちろん東京を発（た）つ前までの計画では...
夢野久作「女坑主」

...その他のアラユル唯物的な文化思想を粉微塵（こなみじん）に踏み潰して... その他のアラユル唯物的な文化思想を粉微塵に踏み潰しての読み方
夢野久作「ドグラ・マグラ」

...一ツ転がりゃあ粉微塵ですからね... 一ツ転がりゃあ粉微塵ですからねの読み方
モウリス・ルブラン新青年編輯局訳「水晶の栓」

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