...籾(もみ)の山が何か玩具じみて点々と遠く視野を連っていた...
梅崎春生 「日の果て」
...その頃朋友の中で最も親しかった者は、由井弁三郎、錦織左馬太郎、籾山駿三郎等で、いずれも漢籍を好んだ仲間である...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...『夏すがた』の一作は『三田文学』大正四年正月号に掲載せんとて書きたるものなりしが稿成るの後自(みずか)ら読み返し見るにところどころいかがにやと首をひねるべき箇所あるによりそのまま発表する事を中止したりしを籾山書店これを聞知り是非にも小本(こぼん)に仕立てて出版したしと再三店員を差遣されたればわれもその当時は甚(はなはだ)眤懇(じっこん)の間柄むげにもその請(こい)を退(しりぞ)けかね草稿を渡しけり...
永井荷風 「書かでもの記」
...明治四十四年三月籾山(もみやま)書店は『すみだ川』の外(ほか)にその頃わたくしが『三田(みた)文学』に掲げた数篇の短篇小説及(および)戯曲を集め一巻となして刊行した...
永井荷風 「すみだ川」
...米(こめ)には赤(あか)い粒(つぶ)もあつたが籾(あら)が少(すこ)し交(まじ)つて居(ゐ)てそれが目(め)に立(た)つた...
長塚節 「土」
...それに籾がいっぱいついて...
中谷宇吉郎 「稲の一日」
......
野口雨情 「未刊童謡」
...「ありがたや」と手を合せて籾種を拝んだ...
久生十蘭 「藤九郎の島」
...籾(もみ)が入れられ...
火野葦平 「花と龍」
...籾山氏の烱眼は夙に久保田君の作品の地方色を明確に認めて居られたものと思はれる...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...実の入った米穀の代りに籾殻を供えて神様をごまかしてはいけない...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...籾のまゝなのは外のアラモノ庫に入れて置く...
柳田國男 「食料名彙」
...籾(もみ)のままなのは外のアラモノ庫に入れて置く...
柳田國男 「食料名彙」
...籾搗き時代にはこれをなくするのが骨折りであった...
柳田國男 「食料名彙」
...こうした簡単なる籾落し法を行うとすれば...
柳田国男 「木綿以前の事」
...六七日には出陣かと思う」「では籾摺りなどよりその御用意がさきでございます」「いや用意というほどのことはない...
山本周五郎 「日本婦道記」
...「火災は丘の名和殿です」「十棟(とむね)の籾倉(もみぐら)から物ノ具倉、母屋(おもや)もはや炎でございまする」「なお不審なのは、厩(うまや)に馬もいず、女房方や童(わらわ)まで見えません」なおそれ以前に、籾倉の食糧は、近村の老若が一荷一荷かついで山地へ運び去ったという風聞も聞えて来た...
吉川英治 「私本太平記」
...笠置山の闇から城内の籾蔵(もみぐら)の屋根のあたりへ...
吉川英治 「宮本武蔵」
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