...籾殻2-3/4ポンド...
フレデリック・アークム Fredrick Accum 水上茂樹訳 「食品の混ぜ物処理および調理の毒物(1820)」
...卵は籾殻(もみがら)の箱の中に...
芥川龍之介 「猿蟹合戦」
...穀物から籾殻を取り除けばその動きを止める...
ジェイムズ・アレン James Allen 大久保ゆう訳 「朝に想い、夜に省みる」
...今は日の傾くまゝにおり立つて籾の始末にかゝつたのである...
伊藤左千夫 「古代之少女」
...一蓆の籾をさゝへた儘急いで土間へ走り込むのであつた...
伊藤左千夫 「古代之少女」
...籾(もみ)の山が何か玩具じみて点々と遠く視野を連っていた...
梅崎春生 「日の果て」
...籾(もみ)を搗(つ)くきねが二三本床に転がっているばかりで柱ももはや朽ち始めていた...
梅崎春生 「日の果て」
...春への導火線とならう×欠食の胃袋が手をつなげとけしかける!◆二月一日発行『川柳人』二五六号春近し鶴 彬1本投げ出す網窓の外の鳥影2種籾も喰べつくした春の田の雪3花の東京の亀戸よ娘っこは年貢うらめしの鼠泣きよ4朝の霜柱ふんでしもやけの耳であぶれきいてくる5踏みにじられた芝よ春を団結の歌でうづめろ!註・亀戸は...
鶴彬 「鶴彬全川柳」
...加里や燐は稲の生体や籾殻や糠などの中にあるわけである...
中谷宇吉郎 「稲の一日」
...それを籾殻(もみがら)で力一杯擦(こす)るのである...
中谷宇吉郎 「九谷焼」
...籾ぐるみの米...
箭内亙訳註 「國譯史記列傳」
...前日から籾(もみ)を搗(つ)くことが多く...
柳田国男 「母の手毬歌」
...一番あとにのこった屑籾(くずもみ)を粉に挽(ひ)いたものもある...
柳田国男 「母の手毬歌」
...また籾摺臼も町中には有ろうとも思えぬから...
柳田国男 「木綿以前の事」
...六七日には出陣かと思う」「では籾摺りなどよりその御用意がさきでございます」「いや用意というほどのことはない...
山本周五郎 「日本婦道記」
...焼けた籾(もみ)などが出る...
山本周五郎 「山彦乙女」
...仕事してるだ」薪(まき)や籾殻(もみがら)の散らかっている隅の暗がりから...
吉川英治 「宮本武蔵」
...當時『ホトトギス』を發行してゐた籾山書店に頼んで出版したのが『みなかみ』であつた...
若山牧水 「樹木とその葉」
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