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饗庭篁村 「木曾道中記」
...一年(ひとゝせ)夏の頃(あまこひ)の為(ため)に村の者どもを从(したが)へ米山(よねやま)へのぼりしに...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...――何をくよ/\川端柳米山さんから雲が出た……呉郎さんを訪ねる...
種田山頭火 「其中日記」
...薄霧の中に越後の彌彦山が眞向に見えてそれから南へ下つて稍遠く米山が見える...
長塚節 「佐渡が島」
...寺泊から長汀南下して其所には半分海へ突出した米山が遙かの空に聳えて居る...
長塚節 「彌彦山」
...米山のうしろに模糊として蟠つて居るのは...
長塚節 「彌彦山」
...所が米山の説を聞いて見ると...
夏目漱石 「処女作追懐談」
...親友に米山保三郎(よねやまやすさぶろう)という人があって...
夏目漱石 「無題」
...それに文学士で死んだ米山と云う男が居った...
「落第」
...俺(わし)はこの夏米山越をしました...
平出修 「夜烏」
...娑婆は米山越だ...
平出修 「夜烏」
...出雲から博多米山酒が冷え久良伎さらにそのころ僅にのこつてゐた旧江戸風景の...
正岡容 「大正東京錦絵」
...米山兵左衛門、千田平蔵などと云ふものである...
森鴎外 「椙原品」
...「当日は誰と誰がした」――与頭は米山兵左衛門...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...この先の間米山(まごめやま)へ移っておられる...
吉川英治 「新書太閤記」
...――全軍ひとまず間米山の御陣地の下(もと)へあつまれとの御命令である」お使番の中川金右衛門は...
吉川英治 「新書太閤記」
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