...米倉の主で、鼠をとって食べてるそうだった...
豊島与志雄 「霧の中」
...幕府の米倉は、藏前(くらまへ)須賀橋から厩橋まで建つづき、大川に添つて、南北三百二十間、東北百三十間面積三萬六千六百餘歩と記されてゐる...
長谷川時雨 「花火と大川端」
...米倉の戯曲をさほどには買わなかった...
浜尾四郎 「黄昏の告白」
...米倉は堂々と躍進し始めた...
浜尾四郎 「黄昏の告白」
...米倉もまた蓉子と知りあった...
浜尾四郎 「黄昏の告白」
...仇敵(かたき)米倉三造の盛名日に日にあがるのを見つつ...
浜尾四郎 「黄昏の告白」
...」「あいつとは誰だ?」「無論米倉三造さ...
浜尾四郎 「黄昏の告白」
...いやたとえ自白したところでどうするんだ?もし蓉子が米倉を愛していると自白したらどうなるのだ...
浜尾四郎 「黄昏の告白」
...久子が米倉の子だということが判ったからとて幸福になるのか...
浜尾四郎 「黄昏の告白」
...もしなんらかの方法で米倉をやっつけるとすれば...
浜尾四郎 「黄昏の告白」
...そうすれば米倉に対して立派に復讐もできるし...
浜尾四郎 「黄昏の告白」
...土地開發會社の社員だと云ふ米倉と知りあひになつた...
林芙美子 「秋果」
...店に來てゐた米倉が城内の支那人の旅館に世話をしてくれた...
林芙美子 「秋果」
...自分と結婚をしたいと云つてくれた親切な米倉の思ひ出もいまはなつかしい...
林芙美子 「秋果」
...米倉倬次郎(よねくらたくじらう)に三十目筒一挺宛を持たせて中川方へ遣(や)つた...
森鴎外 「大塩平八郎」
...この久左衛門の米倉を見詰めない筈はない...
横光利一 「夜の靴」
...米倉山(べいそうざん)の兵粮を北山のほうへ移しておる様子です」孔明は...
吉川英治 「三国志」
...陸上の粗米倉庫の掠奪などをやるのが...
和辻哲郎 「鎖国」
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