例文・使い方一覧でみる「籠絡」の意味
スポンサーリンク...彼女は彼を籠絡するために甘い言葉を使った... 
...実業家たちは政治家たちを籠絡して政策に影響を与えている...
...彼らはスパイを籠絡して機密情報を手に入れた...
...会社は顧客を籠絡するために割引キャンペーンを行った...
...彼は賄賂を受け取られて民主主義を売り払い、彼のお金に籠絡されていた...
...世の学理を知らざるものを籠絡する好手段なるも...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...悉皆彼方を籠絡して置かうといふやうな話だつた...
徳田秋聲 「媒介者」
...兵もまた富より籠絡せらるることを知らざるべからず...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...すなわち圧制残忍なる欧州の籠絡巧詐（こうさ）の帝王の臣民たるを欲するか...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...其の言語の才は能く人を籠絡するに足り...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦（抄）」
...主人を籠絡（ろうらく）したり...
中里介山 「大菩薩峠」
...故人は前にもいつた樣に恐ろしい功名心の強い人なのだから其呼吸を呑込んで居れば籠絡するのに何の苦もない...
長塚節 「記憶のまゝ」
...世の衆愚を籠絡し...
蜷川新 「天皇」
...文学をもって政治を籠絡（ろうらく）すべからず...
福沢諭吉 「学校の説」
...一場の詭言（きげん）は以て少年輩の心を籠絡（ろうらく）するに足るといえども...
福沢諭吉 「瘠我慢の説」
...飽くなき魔宴（サバト）に籠絡されて...
牧野信一 「ユリイカ・独言」
...かつ満身の覇気（はき）でもつて世人を籠絡（ろうらく）し...
正岡子規 「歌よみに与ふる書」
...どのような籠絡（ろうらく）の繊手（せんしゅ）を伸ばしつつあるかをさえ耳にしているのである...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...死の魔力がそれを籠絡してしまつた時にある...
森鴎外 「追儺」
...とめさんが例の潮来（いたこ）から来た女に籠絡（ろうらく）されて世帯を持った...
山本周五郎 「青べか日記」
...呂布の心を籠絡（ろうらく）するのです...
吉川英治 「三国志」
...巧く籠絡（ろうらく）して来たのではない...
吉川英治 「新書太閤記」
...一向宗の僧侶が巧みに村重を籠絡したが故に起ったことであった...
和辻哲郎 「鎖国」
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