...どういう方ですか」船客名簿を見たらしく...
高見順 「いやな感じ」
...ラエーフスキイも通信簿を眺めて...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」
...簿記台のなかには帳面の数も殖(ふ)えていた...
徳田秋声 「縮図」
...お神は六畳の奥の簿記台を枕(まくら)に...
徳田秋声 「縮図」
...出勤簿につけてくだすったろうと存じます...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...現に政友会の名簿中には伯の記名なくして...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...もしマンリ警部が帳簿を調べたいならご自由にどうぞ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「鉄面皮」
...そして記録簿の脱漏と国外の死亡についてほとんど正確な斟酌をする場合には...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...汝の主家の名簿はと問うと...
南方熊楠 「十二支考」
...信号簿をくつて見るまでもないや...
宮原晃一郎 「怪艦ウルフ号」
...洋算簿記を学ぶこととなり...
森鴎外 「渋江抽斎」
...表紙の古ぼけた厚い大型の帳簿を出してきてたずねた...
山川方夫 「演技の果て」
...傍(かたわ)らの古帳簿を取って披きそれを前方へ押し出しながら云った...
山本周五郎 「思い違い物語」
...検察と帳簿の照合が主になっているため...
山本周五郎 「その木戸を通って」
...帳簿の操作も極めて巧みにやってある...
山本周五郎 「ちくしょう谷」
...鹵簿(ろぼ)は難なく...
吉川英治 「三国志」
...軍簿に到着をしるす者は...
吉川英治 「三国志」
...抱えていた簿冊(ぼさつ)のあいだから...
吉川英治 「私本太平記」
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