...彼女は自分の夢に篤信している...
...彼の篤信した教派に入信した...
...彼は宗教に篤信する家庭に育った...
...篤信は人生において大切な価値観だ...
...篤信を持って行動することで、周囲から信頼されるようになった...
...篤信らしい老人の家に呼び入れて(マヽ)...
種田山頭火 「行乞記」
...その點においてはかならずしも教會的な篤信家ではなかったが...
アネッテ・フォン・ドロステ=ヒュルスホフ Annette von Droste=Hulshoff 番匠谷英一訳 「ユダヤ人のブナの木」
...斎藤)の一人斎藤篤信斎弥九郎が...
中里介山 「大菩薩峠」
...京都で殺されているはずです」「そうでしたか」「斎藤篤信斎の甥(おい)に当りますかね」「ははあ」「そもそも斎藤弥九郎先生が...
中里介山 「大菩薩峠」
...あのやかましい老爺(おやじ)の篤信斎の髯(ひげ)を見るのは癪(しゃく)だ」「では...
中里介山 「大菩薩峠」
...この上に考えようはありゃせん」「斎藤篤信斎は...
中里介山 「大菩薩峠」
...斎藤篤信斎は……剣術をつかうために生きている」「うーむ...
中里介山 「大菩薩峠」
...そのうえ持っている身上(しんしょう)を根こそぎ捧げる篤信家(とくしんか)は...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...日本の馬の事、貝原篤信の『大和本草』巻十六にいわく、『旧事記』に保食神(うけもちのかみ)の目に、馬牛の化(な)れる事をいえり、『日本紀』神代巻に、駮駒(ぶちこま)をいえり、これ神代より馬あり、二条良基の『嵯峨野物語』に、馬は昔唐国より渡りし時、耳の獣という、すべて稀なりしかば、帝王の御気色よき大臣公卿のほかは乗る事なし、されば良家と書いては、馬人(うまびと)と訓(よ)むといえり、篤信いわく、馬は神代よりありて、後代に唐より良馬渡りしにやと...
南方熊楠 「十二支考」
...篤信が引いた『旧事記』は怪しい物となし措(お)くも...
南方熊楠 「十二支考」
...篤信な時代であるから...
柳宗悦 「工藝の道」
...パリサイ人に篤信な者が少ないのと同じように...
柳宗悦 「工藝の道」
...彼は篤信な平信徒だ...
柳宗悦 「雑器の美」
...あの篤信な善男善女に比べるのと同し感じである...
柳宗悦 「日田の皿山」
...吉兵衛という篤信な妙好人(みょうこうにん)がおりました...
柳宗悦 「益子の絵土瓶」
...彼は篤信な平信徒だ...
柳宗悦 「民藝四十年」
...あの貧しい篤信な信者たちは...
柳宗悦 「民藝四十年」
...今(こん)五日午前十時頃、市内海岸通二丁目四十一番地四角、天主教会にては日曜日の事とて、平常の如く信者の参集を待ち、祈祷会を開催すべく、礼拝堂正面の祭壇の扉を開きたるに、正面、祭壇の中央に安置されたる銀の十字架上に、見慣れぬ黒の山高帽と、赤き小米桜に銀のビラビラを垂らしたる花簪(はなかんざし)が引っかけ在るを発見し、大いに驚きて取卸し検査したるに、該山高帽子の内側の署名により、同教会の篤信者、森栖校長の所持品なる事判明...
夢野久作 「少女地獄」
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