...彼女は自分の夢に篤信している...
...彼の篤信した教派に入信した...
...彼は宗教に篤信する家庭に育った...
...篤信は人生において大切な価値観だ...
...篤信を持って行動することで、周囲から信頼されるようになった...
...彼の如き篤信家にもかかる大災禍の臨むは神の存在せざる証拠にあらざるかと疑う者さえ現われた...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...それは九兵衞は仏教の篤信者であったからである...
小泉八雲 大谷正信訳 「蠅のはなし」
...それほどだから病院中の篤信者であり...
鷹野つぎ 「窓」
...彼女の実家は仏教の篤信者(とくしんじゃ)で...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...日蓮宗の篤信者(とくしんじゃ)...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...斎藤)の一人斎藤篤信斎弥九郎が...
中里介山 「大菩薩峠」
...京都で殺されているはずです」「そうでしたか」「斎藤篤信斎の甥(おい)に当りますかね」「ははあ」「そもそも斎藤弥九郎先生が...
中里介山 「大菩薩峠」
...あのやかましい老爺(おやじ)の篤信斎の髯(ひげ)を見るのは癪(しゃく)だ」「では...
中里介山 「大菩薩峠」
...そのうえ持っている身上(しんしょう)を根こそぎ捧げる篤信家(とくしんか)は...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...篤信の弟はそれについては何の返事もよこさなかった...
服部之総 「加波山」
...心からの尊敬をも篤信家ホテリングに対して有っていた...
牧逸馬 「双面獣」
...篤信であり純朴であった時代には...
柳宗悦 「工藝の道」
...あの篤信な善男善女に比べるのと同し感じである...
柳宗悦 「日田の皿山」
...吉兵衛という篤信な妙好人(みょうこうにん)がおりました...
柳宗悦 「益子の絵土瓶」
...彼は篤信な平信徒だ...
柳宗悦 「民藝四十年」
...しかし以前からメソジストの篤信者(とくしんじゃ)であった白鷹久美子夫人は...
夢野久作 「少女地獄」
...今(こん)五日午前十時頃、市内海岸通二丁目四十一番地四角、天主教会にては日曜日の事とて、平常の如く信者の参集を待ち、祈祷会を開催すべく、礼拝堂正面の祭壇の扉を開きたるに、正面、祭壇の中央に安置されたる銀の十字架上に、見慣れぬ黒の山高帽と、赤き小米桜に銀のビラビラを垂らしたる花簪(はなかんざし)が引っかけ在るを発見し、大いに驚きて取卸し検査したるに、該山高帽子の内側の署名により、同教会の篤信者、森栖校長の所持品なる事判明...
夢野久作 「少女地獄」
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吉川英治 「三国志」
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