例文・使い方一覧でみる「篏」の意味


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...白い天井の此処彼処に大きな乳白ガラスの蓋(ふた)が(は)め込んであって...   白い天井の此処彼処に大きな乳白ガラスの蓋が篏め込んであっての読み方
谷崎潤一郎 「陰翳礼讃」

...腹の中では雪子が彼の注文に(は)まるような女性であったら貰ってもよいと云う気があるに違いなく...   腹の中では雪子が彼の注文に篏まるような女性であったら貰ってもよいと云う気があるに違いなくの読み方
谷崎潤一郎 「細雪」

...(妙子は事変が始まって人々が指輪を(は)めるのを遠慮するようになってから...   めるのを遠慮するようになってからの読み方
谷崎潤一郎 「細雪」

...彼女の足袋を両手に(は)めて...   彼女の足袋を両手に篏めての読み方
谷崎潤一郎 「痴人の愛」

...まるで枷をめられたやうである...   まるで枷を篏められたやうであるの読み方
谷崎潤一郎 「Dream Tales」

...見す/\彼奴の罠に(は)まつて溜るものかと云ふ反感が...   見す/\彼奴の罠に篏まつて溜るものかと云ふ反感がの読み方
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のをんな」

...庸三がもっている場合だけの彼女に当て(は)まるような種類のものも無くはなかった...   庸三がもっている場合だけの彼女に当て篏まるような種類のものも無くはなかったの読み方
徳田秋声 「仮装人物」

...顔色を見ようと――うまうま(はま)った」と...   顔色を見ようと――うまうま篏った」との読み方
直木三十五 「大岡越前の独立」

...其内にあたふたとして出て來て羽織の紐の鐶が容易にらないで暇どつてゐる...   其内にあたふたとして出て來て羽織の紐の鐶が容易に篏らないで暇どつてゐるの読み方
長塚節 「記憶のまゝ」

...仮りに神の御旨を人の子の側にも当めんか...   仮りに神の御旨を人の子の側にも当篏めんかの読み方
中原中也 「地上組織」

...私の眼は几帳面(きちょうめん)に枠(わく)の中に(は)められた字画(じかく)を見た...   私の眼は几帳面に枠の中に篏められた字画を見たの読み方
夏目漱石 「こころ」

...そうしてそれは例外なく世界中の誰にでも当(あ)て(はま)って...   そうしてそれは例外なく世界中の誰にでも当て篏っての読み方
夏目漱石 「明暗」

...これにヒヤシンス石(せき)でも象してあったら...   これにヒヤシンス石でも象篏してあったらの読み方
久生十蘭 「だいこん」

...土川春彦に当て(は)めたところは...   土川春彦に当て篏めたところはの読み方
山本周五郎 「季節のない街」

...背中合せにめこんであるだけだ...   背中合せに篏めこんであるだけだの読み方
吉川英治 「折々の記」

...もちろん宋江の首カセは厳重に(は)められ...   もちろん宋江の首カセは厳重に篏められの読み方
吉川英治 「新・水滸伝」

...死刑囚用の重さ二十五斤(きん)の首かせが(は)められ...   死刑囚用の重さ二十五斤の首かせが篏められの読み方
吉川英治 「新・水滸伝」

...時々指環を(は)めた手が...   時々指環を篏めた手がの読み方
蘭郁二郎 「足の裏」

「篏」の読みかた

「篏」の書き方・書き順

いろんなフォントで「篏」


ランダム例文:
当たり役   緻密   採集者  

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