例文・使い方一覧でみる「篏」の意味


スポンサーリンク

...古(いにしへ)の地名(ちめい)に古(いにしへ)の音便(おんびん)によつて當(あ)て(は)められた漢字(かんじ)を妄(みだ)りに今(いま)の音(おん)に改讀(かいどく)せしめ...   古の地名に古の音便によつて當て篏められた漢字を妄りに今の音に改讀せしめの読み方
伊東忠太 「國語尊重」

...右ノ手ニソレヲメヨウトシテイルトコロデアッタ...   右ノ手ニソレヲ篏メヨウトシテイルトコロデアッタの読み方
谷崎潤一郎 「鍵」

...それに当てまる人と云うものは寔(まこと)に暁天の星の如くであるから...   それに当て篏まる人と云うものは寔に暁天の星の如くであるからの読み方
谷崎潤一郎 「客ぎらい」

...年齢の注文にも(は)まっているようなものではないか...   年齢の注文にも篏まっているようなものではないかの読み方
谷崎潤一郎 「細雪」

...………川へ(は)まらんようにしなさいや...   ………川へ篏まらんようにしなさいやの読み方
谷崎潤一郎 「細雪」

...そう動いちゃボタンが固くってまりゃしない」と云いながら...   そう動いちゃボタンが固くって篏まりゃしない」と云いながらの読み方
谷崎潤一郎 「痴人の愛」

...あれは奥向きの方が役に(は)まっているんだから」そう云って...   あれは奥向きの方が役に篏まっているんだから」そう云っての読み方
谷崎潤一郎 「武州公秘話」

...日常生活を何かそういった形式に(は)めこめるものなら...   日常生活を何かそういった形式に篏めこめるものならの読み方
徳田秋声 「仮装人物」

...その洋燈は細長い竹の台の上に油壺(あぶらつぼ)を(は)め込むように拵(こしら)えたもので...   その洋燈は細長い竹の台の上に油壺を篏め込むように拵えたものでの読み方
夏目漱石 「道草」

...梨地(なしじ)の中に(は)め込(こ)んだ小さな硯がつやつやと濡(ぬ)れていた...   梨地の中に篏め込んだ小さな硯がつやつやと濡れていたの読み方
夏目漱石 「明暗」

...ところどころに爆撃の孔に木した生々しいあとがあった...   ところどころに爆撃の孔に篏木した生々しいあとがあったの読み方
久生十蘭 「だいこん」

...おぼろかな気配のうちに、さすがに荘厳味(そうごんみ)を感じさせて、高く立っている如来像(にょらいぞう)には見向きもせず、壇下を、手さぐりで、一探り、早くも、台の前かざりの、浮き彫りの、め込みの板を、触れて見て、彼は、それが、引戸になっているのを悟った...   おぼろかな気配のうちに、さすがに荘厳味を感じさせて、高く立っている如来像には見向きもせず、壇下を、手さぐりで、一探り、早くも、台の前かざりの、浮き彫りの、篏め込みの板を、触れて見て、彼は、それが、引戸になっているのを悟ったの読み方
三上於菟吉 「雪之丞変化」

...青貝の柄の長さ七尺五寸二分ある大身の槍(やり)に熊(くま)の皮の杉なりの鞘(さや)を(は)めたのを持たせ...   青貝の柄の長さ七尺五寸二分ある大身の槍に熊の皮の杉なりの鞘を篏めたのを持たせの読み方
森鴎外 「栗山大膳」

...ハンドルをコントローラーのノッドへ(は)め込む...   ハンドルをコントローラーのノッドへ篏め込むの読み方
山本周五郎 「季節のない街」

...他のかみさんたちの多くにも当て(は)まるだろう...   他のかみさんたちの多くにも当て篏まるだろうの読み方
山本周五郎 「季節のない街」

...くもりガラスが(は)めてあった...   くもりガラスが篏めてあったの読み方
山本周五郎 「季節のない街」

...向うの壁一パイにめ込んで在る大鏡に映ったのを見た時にゃ...   向うの壁一パイに篏め込んで在る大鏡に映ったのを見た時にゃの読み方
夢の久作(夢野久作) 「人間腸詰」

...もちろん宋江の首カセは厳重に(は)められ...   もちろん宋江の首カセは厳重に篏められの読み方
吉川英治 「新・水滸伝」

「篏」の読みかた

「篏」の書き方・書き順

いろんなフォントで「篏」


ランダム例文:
年次大会   御霊   伴奏者  

縁起がいい言葉・漢字一覧|無料で使える日本語表現集

便利!手書き漢字入力検索

この漢字は何でしょう?

👨話題の人々👩
「推し」を登録

時事ニュース漢字 📺
安全保障   二重価格   異次元  

スポンサーリンク

トップへ戻る