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饗庭篁村 「木曾道中記」
...息子の松篁(しょうこう)も私も...
上村松園 「画筆に生きる五十年」
...辺文進(へんぶんしん)の花鳥の側に二歳か三歳の松篁(しょうこう)が這い廻っていましたり...
上村松園 「座右第一品」
...松篁達は、途中写生をしながら登って、暫くして着きました...
上村松園 「山の湯の旅」
...ただ落語家の燕枝(えんし)の弟子であったとか博徒(ばくと)の子分であったとか饗庭篁村(あえばこうそん)氏の書生であったとかいう事のみが伝えられていた...
高浜虚子 「子規居士と余」
...竹のや(饗庭篁村)とよりも少し早い...
坪内逍遙 「斎藤緑雨と内田不知菴」
...同書刊行に際し校訂者佐伯篁溪氏下らぬ遠慮よりして...
永井荷風 「荷風戰後日歴 第一」
...独(ひとり)坐幽篁裏(ゆうこうのうちにざし)...
夏目漱石 「草枕」
...――篁(たかむら)...
久生十蘭 「地底獣国」
...偶(たま/\)わたくしの饗庭篁村(あへばくわうそん)さんに借りた一束の書牘(しよどく)の中に遺つてゐた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...号は篁翁(くわうをう)...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...饗庭篁村さんの所蔵の茶山簡牘中にも...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...霞亭の居る所の草堂を幽篁書屋(いうくわうしよをく)と云ふ...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...そして篁の傍系には多紀桂山があり...
森鴎外 「渋江抽斎」
...篁村及び左文の諸老などは珍品を集めていた...
山本笑月 「明治世相百話」
...蕪村(ぶそん)が歌うた若竹やゆふ日の嵯峨となりにけりの篁(たかむら)つゞきの竹の秋の風情(ふぜい)...
若山牧水 「樹木とその葉」
...先づ小さな門を掩うてゐる深々しい篁(たかむら)が眼についた...
若山牧水 「樹木とその葉」
...現に庭先を圍んでゐる篁の竹などもわざ/\嵯峨から持つて來て植ゑたものなのださうだ...
若山牧水 「樹木とその葉」
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