...うちの松篁は、私の顔を三味線だと言う...
上村松園 「三味線の胴」
...松篁は春になるまで待ちきれず...
上村松園 「棲霞軒雑記」
...松篁が三年前に此処に立った時には...
上村松園 「中支遊記」
...ことしも松篁(しょうこう)夫婦に子供づれで出かけましたが...
上村松園 「謡曲仕舞など」
...ここには松篁が行っている...
上村松園 「余齢初旅」
...松篁もそのことを考えたからであった...
上村松園 「余齢初旅」
...「蒙々篁竹下、有路上壺頭」に始まる個所だ...
高村光太郎 「黄山谷について」
...竹のや(饗庭篁村)とよりも少し早い...
坪内逍遙 「斎藤緑雨と内田不知菴」
...篁は、大きな眼玉をギョロつかせてそれを眺めながら、日本語で、三人だけに聞えるように囁いた...
久生十蘭 「地底獣国」
...そのせゐか未(いま)だに私は柳北や篁村の靴の紐を結ぶにも至つてゐない...
正岡容 「落語家温泉録」
...饗庭篁村(あへばくわうそん)さんは此稿の片端より公にせられるのを見て...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...紙片は今饗庭篁村(あへばくわうそん)さんの蔵※(ざうきよ)中にある...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...饗庭篁村(あへばくわうそん)さんの所蔵の此書牘の断片は下(しも)の如きものである...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...是も亦饗庭篁村さんの蔵する所に係る...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...作に露伴紅葉四迷篁村(こうそん)緑雨美妙等があって...
森鴎外 「鴎外漁史とは誰ぞ」
...この学は源を水戸(みと)の吉田篁(よしだこうとん)に発し...
森鴎外 「渋江抽斎」
...吉田篁(よしだこうとん)が首唱し...
森鴎外 「渋江抽斎」
...天保九年に生れた篁村は三十五歳になっていたのである...
森鴎外 「渋江抽斎」
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