...彼は節義のある人物だと評判です...
...節義を重んじる人が増えれば、社会も良くなると思います...
...日本人は節義をもって行動することが尊ばれています...
...節義がある人は人間的魅力があると言われています...
...節義を失うことは人間関係を悪化させます...
...節義のために死んだ父の遺言を守って...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...クリストフは節義を重んじて...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...その間に京都へ上って皇居を拝し、御所御礼をして宝祚万歳(ほうそばんざい)を祈ること二十一回、富士のお山に登って、頂上に御来光を拝して、天下泰平を祈願すること八度――五畿東海東山、武総常野の間、やすみなく往来して同志を結びつけ、忠孝節義を説き、放蕩無頼の徒を諭(さと)しては正道に向わしめ、波風の立つ一家を見ては、その不和合を解き、家々の子弟や召使を懇々(こんこん)と教え導き、また、台所生活にまで入って、薪炭の節約を教えたり、諸国遊説(ゆうぜい)の間に、各地の産業を視察して来て、農事の改良方法を伝えたりなどするものですから、「女高山」という異名を以て知られるようになっている...
中里介山 「大菩薩峠」
...平生の節義を改めなければならぬほどのやむを得ぬ事情ではないのだ...
中島敦 「李陵」
...一體倫理などでも忠孝節義などを本當に行つて居るものは何時も少數者である...
森鴎外 「假名遣意見」
...よく節義を持して...
吉川英治 「三国志」
...今日まで彼に対して節義と謙譲を守ってきた...
吉川英治 「三国志」
...浪々の身によく節義をまもり...
吉川英治 「三国志」
...関羽の節義に曇りがあるといわるるか」「否...
吉川英治 「三国志」
...人の節義を辱めるはわが節義に恥じる...
吉川英治 「三国志」
...世の節義は地に饐(す)えるであろう...
吉川英治 「三国志」
...――それを、飽くまで、この一城に拠(よ)って、籠城討死を遂げようとなさるのは、臣下たるあなた方だけの意志で、自分の名のため、節義のために、何も知らぬ幼君をも、犠牲にしてしまおうという酷(むご)い我意だ...
吉川英治 「新書太閤記」
...敵に武門の節義を売ろうというほどな者には...
吉川英治 「新書太閤記」
...彼の節義とするところも...
吉川英治 「新書太閤記」
...かえって貴殿の節義を愛され...
吉川英治 「新書太閤記」
...一諾(いちだく)をゆがめぬ節義など――人道的光彩の発露をその実践者に見るたびに...
吉川英治 「新書太閤記」
...節義と解すべきである...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...拙者の節義がゆるしません」「蕗どのの危うい境遇を知りながら...
吉川英治 「梅里先生行状記」
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