...民子も秋子も鞦韆に遊んでゐた...
伊藤左千夫 「奈々子」
......
伊良子清白 「孔雀船」
...鞦韆(ぶらんこ)に四...
寺田寅彦 「根岸庵を訪う記」
...遊動木に鞦韆(ぶらんこ)など他愛なく遊んでいるうちに...
徳田秋声 「縮図」
...鞦韆(ぶらんこ)...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...天井からは幾つかの鞦韆(ぶらんこ)がブラ下がり...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...從ひて鞦韆だとて希臘人の發明だと斷言の出來ぬことは勿論である...
原勝郎 「鞦韆考」
...然し古代希臘に既に鞦韆のあつたことは慥かで...
原勝郎 「鞦韆考」
...首縊になぞらへて樹に繩をかけ鞦韆をやるのであるが...
原勝郎 「鞦韆考」
...葡萄牙ではバランソとなるとは云ふものゝ鞦韆が歐諸國中南部にのみ限りて行はるゝと云ふのではないことは勿論である...
原勝郎 「鞦韆考」
...ましてそれよりも更に東にある諸國に行はれた鞦韆の源流を一々希臘フリギアの昔まで遡らしめることは...
原勝郎 「鞦韆考」
...唐代には鞦韆を半仙戯とよびならした者とも見えるのみならず...
原勝郎 「鞦韆考」
...鞦韆といふ名目があるから...
原勝郎 「鞦韆考」
...支那の鞦韆が晋か六朝の初め頃からのものであるとしても...
原勝郎 「鞦韆考」
...時代を異にすると同じく鞦韆を詠じても...
原勝郎 「鞦韆考」
...此鞦韆の戯は朝鮮にも入つて年中行事の一つとなつた...
原勝郎 「鞦韆考」
...我邦に鞦韆の名の始めて見えるのは經國集第十一卷にある嵯峨太上天皇の鞦韆篇を以て第一とし...
原勝郎 「鞦韆考」
...そして緑の中にシーソーや鞦韆の水色のペンキが新しい...
三好達治 「測量船拾遺」
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