...鞦(しりがい)の木の滑子(ローラー)やその他をぶら下げているので...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...民子も秋子も鞦韆に遊んでゐた...
伊藤左千夫 「奈々子」
...鞦韆の索を投げて世高の来るのを待っていた秀英は...
田中貢太郎 「断橋奇聞」
...――「それから君の乗馬の鞦(しりがい)は...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「接吻」
...鞦韆(ぶらんこ)...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
......
萩原朔太郎 「短歌」
...鞦韆は漢字で綴ればこそむつかしくなるが...
原勝郎 「鞦韆考」
...從ひて鞦韆だとて希臘人の發明だと斷言の出來ぬことは勿論である...
原勝郎 「鞦韆考」
...此崇拜と密接の關係を有する鞦韆の遊戯も...
原勝郎 「鞦韆考」
...鞦韆が何時の頃からして支那に行はれたものか...
原勝郎 「鞦韆考」
...恐らくは鞦韆の繩を花さける枝にかけた光景を詠じたものであらう...
原勝郎 「鞦韆考」
...樓閣朦朧煙雨中と云ひ元の泰不花が巧將新月添眉黛と云ふもの皆春の夜の鞦韆の遊を詠じたものである...
原勝郎 「鞦韆考」
...簡單な遊戯である鞦韆につき...
原勝郎 「鞦韆考」
...而して叨りに姿を見せぬ美人が此鞦韆をなすによりて...
原勝郎 「鞦韆考」
...之に反し宋代の詩人が鞦韆を詠ずると...
原勝郎 「鞦韆考」
...かしくの「鞦韆のたはぶれはやせ猿廻し」なる俳句の其に見ゆるを始めとしてポツ/\俳句の題材となり...
原勝郎 「鞦韆考」
...7525鞦韆(ぶらんこ)のように往ったり戻ったりすること...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...裾に風を孕んだ鞦韆の高く跳ね上って来る脚が白く見えた...
横光利一 「旅愁」
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