...鞦(しりがい)の木の滑子(ローラー)やその他をぶら下げているので...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...民子も秋子も鞦韆に遊んでゐた...
伊藤左千夫 「奈々子」
...鞦韆(ぶらんこ)に四...
寺田寅彦 「根岸庵を訪う記」
...天井からは幾つかの鞦韆(ぶらんこ)がブラ下がり...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...從ひて鞦韆だとて希臘人の發明だと斷言の出來ぬことは勿論である...
原勝郎 「鞦韆考」
...然し古代希臘に既に鞦韆のあつたことは慥かで...
原勝郎 「鞦韆考」
...鞦韆が何時の頃からして支那に行はれたものか...
原勝郎 「鞦韆考」
...鞦韆の根原を漢武に歸する説は成り立ち難い...
原勝郎 「鞦韆考」
...春秋時代に支那へ鞦韆が渡らなかつたと云ふ反證はないけれど...
原勝郎 「鞦韆考」
...元以後の詩人の鞦韆詞によりても略ぼ察せられるが...
原勝郎 「鞦韆考」
...明の蔡羽が鞦韆怨に丹楯朱干傍花砌とうたひ...
原勝郎 「鞦韆考」
...面白いことには鞦韆の戯が日中のみならず夜にも行はれたことである...
原勝郎 「鞦韆考」
...樓閣朦朧煙雨中と云ひ元の泰不花が巧將新月添眉黛と云ふもの皆春の夜の鞦韆の遊を詠じたものである...
原勝郎 「鞦韆考」
...半扶花影上鞦韆と云ふが如き...
原勝郎 「鞦韆考」
...我邦に鞦韆の名の始めて見えるのは經國集第十一卷にある嵯峨太上天皇の鞦韆篇を以て第一とし...
原勝郎 「鞦韆考」
...かしくの「鞦韆のたはぶれはやせ猿廻し」なる俳句の其に見ゆるを始めとしてポツ/\俳句の題材となり...
原勝郎 「鞦韆考」
...裾に風を孕んだ鞦韆の高く跳ね上って来る脚が白く見えた...
横光利一 「旅愁」
...鞅(オウ)(胸ノ綱)鞦(シュウ)(尾ノ綱)備ワリ...
吉川英治 「三国志」
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