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伊良子清白 「孔雀船」
...あの方がすがってあがりますよ」「では鞦韆(ぶらんこ)の索を投げましょうか...
田中貢太郎 「断橋奇聞」
...鞦韆(ぶらんこ)に四...
寺田寅彦 「根岸庵を訪う記」
...大に鞦韆をやることにしたといふ點に於ては一致して居るけれど...
原勝郎 「鞦韆考」
...首縊になぞらへて樹に繩をかけ鞦韆をやるのであるが...
原勝郎 「鞦韆考」
...愛姫をして態々鞦韆に倚らしめ...
原勝郎 「鞦韆考」
...此説の何人により唱へ始められたるかは分明でないが、唐の高無際の漢武常後庭鞦韆賦の序に考古之文苑、惟鞦韆賦未有作、況鞦韆者千秋也、漢武祈千秋之壽、故後宮多鞦韆之樂と見えるなどは最も古るきものであらうと思はれる...
原勝郎 「鞦韆考」
...支那の鞦韆が晋か六朝の初め頃からのものであるとしても...
原勝郎 「鞦韆考」
...王建の鞦韆詞には嫋嫋横枝高百尺とある...
原勝郎 「鞦韆考」
...明の王問の鞦韆行に...
原勝郎 「鞦韆考」
...山戎の鞦韆は一年のうち如何なる季節を限りてやつたものかわからぬが...
原勝郎 「鞦韆考」
...面白いことには鞦韆の戯が日中のみならず夜にも行はれたことである...
原勝郎 「鞦韆考」
...時代を異にすると同じく鞦韆を詠じても...
原勝郎 「鞦韆考」
...我邦に鞦韆の名の始めて見えるのは經國集第十一卷にある嵯峨太上天皇の鞦韆篇を以て第一とし...
原勝郎 「鞦韆考」
...鞦韆が曾て支那から輸入されたとすれば...
原勝郎 「鞦韆考」
...幼い時鞦韆(ブランコ)から落ちた痕だと言う...
牧逸馬 「土から手が」
...公園の鞦韆(ブランコ)は寂しさうに垂れ下つて居りました...
牧野信一 「辞書と新聞紙」
...あるいは旨く鞦韆(ぶらんこ)を御して遠い物を手に取り...
南方熊楠 「十二支考」
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