...その節回しがおかしいと言って...
芥川龍之介 「偸盗」
...少々節回しなどはどうあろうと...
上村松園 「苦楽」
...大人っぽい節回しで歌っている...
壺井栄 「赤いステッキ」
...長くゆるやかに引き延ばしたアダジオの節回しを聞いていると...
寺田寅彦 「物売りの声」
...いろいろな音程が相次いで「進行」して始めて一つの旋律一つの節回しができ...
寺田寅彦 「連句雑俎」
...歌の節回しも下品であった...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...飾りたてた発声法をもってる大仰(おおぎょう)な甘ったるい節回しのイタリー歌劇(オペラ)を重んじなかったが...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...それに節回しがあれでなかなか込み入っているんで...
夏目漱石 「三四郎」
...鼻唄の節回しを研究したり...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...青年はその不思議な節回しに耳を傾けつゝ...
松永延造 「ラ氏の笛」
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