...その運動を調節する意志とを有する...
ギィ・ドゥ・モオパッサン Guy de Maupassant 秋田滋訳 「狂人日記」
...然るに從來の住宅建築には此等の影響を調節する機關が具つてゐないから...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...気兼すること無しに飲酒を調節することが出来る...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...人体にちょうどいい程度に調節する...
海野十三 「三十年後の世界」
...それは主としてそこで用いられる釣針の数を調節するためである...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...いかに神経の鋭敏な三毛でも日々に進行するからだの変化に適応して運動を調節する事はできなかったにちがいない...
寺田寅彦 「子猫」
...荒川放水路の水量を調節する近代科学的閘門(こうもん)の上を通って土手を数町川下へさがると右にクラブハウスがあり左にリンクが展開している...
寺田寅彦 「ゴルフ随行記」
...種々の突き方に必要なキューの速度加速度の時間的経過を自由に調節することも不可能であるように見える...
寺田寅彦 「「手首」の問題」
...今後は酒を節すると誓い...
豊島与志雄 「浅間噴火口」
...そこで素材を使うべき場合には相当限定をして置いてあとはこの自家製木炭で調節するようには出来ないものか...
中里介山 「百姓弥之助の話」
...自分の言葉を調節する余裕を有(も)たなかった...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...全身を通過してその機能を調節する...
マクス・ノイバーガー Max Neuburger 水上茂樹訳 「医学の歴史」
...肺は体温を調節する...
マクス・ノイバーガー Max Neuburger 水上茂樹訳 「医学の歴史」
...受刑者のちょうど口のなかに入るようにたやすく調節することができます...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「流刑地で」
...眼鏡の視度を調節する輪を...
牧野信一 「「悪」の同意語」
...風雨を節するなり...
南方熊楠 「十二支考」
...冗費を節することを謀(はか)っている...
森鴎外 「渋江抽斎」
...わたしが自分の生と死とを調節するにあたって慰めとも力ともなるような・われをして健(すこ)やかなる森の中を逍遙せしめ・賢者と徳人とにふさわしきことを教うる・(ホラティウス)書物だけである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??