...結婚結婚は性慾を調節することには有効である...
芥川龍之介 「侏儒の言葉」
...アラームを調節する...
石川欣一 「可愛い山」
...気兼すること無しに飲酒を調節することが出来る...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...蒸気の汽筒へ通ふのを調節する機関手とが乗つてゐる...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...それは主としてそこで用いられる釣針の数を調節するためである...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...Y養鶏場三句・鶏(とり)はみなねむり秋の夜の時計ちくたく・うたふ鶏も羽ばたく鶏もうちのこうろぎ秋の夜の孵卵器の熱を調節する飲めなくなつたさびしさ酔へなくなつたみじめさ追加・月が落ちる山から風が鳴りだした・蛇が...
種田山頭火 「行乞記」
...現在のシーンの効果を支配し調節するということができるとすれば...
寺田寅彦 「ラジオ・モンタージュ」
...適当に出欠を調節することに専ら数学的才能を傾倒したのであるが...
戸坂潤 「ひと吾を公式主義者と呼ぶ」
...今後は酒を節すると誓い...
豊島与志雄 「浅間噴火口」
...憤怒と食欲とをともに節するように注意を与えていた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...内部の韻律と外部の韻律とが符節する...
萩原朔太郎 「青猫」
...常に機械的に規則正しく符節するということは考え得ない...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...受刑者のちょうど口のなかに入るようにたやすく調節することができます...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「流刑地で」
...ただこれを節するの緊要なるを知らしむるのみ...
福沢諭吉 「経世の学、また講究すべし」
...詰(つま)り生涯の根気でそろ/\自(みず)から節するの外(ほか)に道なしと決断したのは...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...なにもわざわざべつに調節する必要などめったにない...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「マリー・ロジェエの怪事件」
...冗費を節することを謀(はか)っている...
森鴎外 「渋江抽斎」
...酒を節することは断じて約束します...
山本周五郎 「陽気な客」
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