例文・使い方一覧でみる「節々」の意味


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...節々(ふしぶし)が痛んでいたのですから...   節々が痛んでいたのですからの読み方
芥川龍之介 「河童」

...がツかり延ばしたからだの熱に痛む節々から...   がツかり延ばしたからだの熱に痛む節々からの読み方
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」

...身体の節々が抜けて行く様な...   身体の節々が抜けて行く様なの読み方
江戸川乱歩 「恐怖王」

...何だか俺のからだの節々が痛み出して来た...   何だか俺のからだの節々が痛み出して来たの読み方
大杉栄 「鎖工場」

...そして指の節々(ふし/″\)が女のそれのやうにふつくりして括(く)りがはいつてゐたさうだ...   そして指の節々が女のそれのやうにふつくりして括りがはいつてゐたさうだの読み方
薄田泣菫 「茶話」

...飲むに随(したが)って次第に酒毒が体の節々へ及ぼして来て...   飲むに随って次第に酒毒が体の節々へ及ぼして来ての読み方
谷崎潤一郎 「痴人の愛」

...それが痛(いた)む節々(ふし/″\)の塗藥(ぬりぐすり)になりますかいの? これからは自分(じぶん)で使(つか)ひ歩(ある)きをばさっしゃったがよい...   それが痛む節々の塗藥になりますかいの? これからは自分で使ひ歩きをばさっしゃったがよいの読み方
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」

...身体の節々に力がなかった...   身体の節々に力がなかったの読み方
豊島与志雄 「童貞」

...妙に骨の節々ががっしりしているものです...   妙に骨の節々ががっしりしているものですの読み方
豊島与志雄 「林檎」

...これによりて日頃は全く忘れ果てたりし事どもここに再び思浮ぶる節々多くなりぬ...   これによりて日頃は全く忘れ果てたりし事どもここに再び思浮ぶる節々多くなりぬの読み方
永井荷風 「書かでもの記」

...「ああ」起き返ろうとしたが節々(ふしぶし)が痛い...   「ああ」起き返ろうとしたが節々が痛いの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...骨の節々がひどく痛み...   骨の節々がひどく痛みの読み方
中谷宇吉郎 「ジストマ退治の話」

...からだの節々にも...   からだの節々にもの読み方
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「悩みのひととき」

...からだの節々も緩(ゆる)めば...   からだの節々も緩めばの読み方
三上於菟吉 「雪之丞変化」

...是が非でも其を通さずには止まない性格的悲劇を捕えようとしたらしい節々が...   是が非でも其を通さずには止まない性格的悲劇を捕えようとしたらしい節々がの読み方
宮本百合子 「印象」

...呼吸の大切な節々を中々腹に入れないので...   呼吸の大切な節々を中々腹に入れないのでの読み方
宮本百合子 「お久美さんと其の周囲」

...短かい節々のつながりが非常に切れ易いので...   短かい節々のつながりが非常に切れ易いのでの読み方
夢野久作 「近世快人伝」

...背は五尺そこそこだが、四肢の節々には、何処となく、当り難い弾力と闘志がこもっていて――いわば、この飼主も、連れている犬と同じように、まだ山犬の性が多分に脱化しきれない――野獣から家畜への過渡期にあるのと同様な――山侍の一人だった...   背は五尺そこそこだが、四肢の節々には、何処となく、当り難い弾力と闘志がこもっていて――いわば、この飼主も、連れている犬と同じように、まだ山犬の性が多分に脱化しきれない――野獣から家畜への過渡期にあるのと同様な――山侍の一人だったの読み方
吉川英治 「宮本武蔵」

「節々」の読みかた

「節々」の書き方・書き順

いろんなフォントで「節々」


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空振   失権     

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