...からだの節々がこわばって...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「リップ・ヴァン・ウィンクル」
...醜い節々(ふしぶし)の硬(かた)まった脚...
芥川龍之介 「女」
...節々(ふしぶし)が痛んでいたのですから...
芥川龍之介 「河童」
...ネチネチとトロ火で油煎(あぶらいり)されるように痛めつけられたら精も根も竭(つ)きて節々(ふしぶし)までグタグタになってしまうと...
内田魯庵 「八犬伝談余」
...身体の節々がしびれるようであったが...
梅崎春生 「日の果て」
...身体中の節々も溶けてしまいそうなくらい懶(だる)い暑さ...
橘外男 「令嬢エミーラの日記」
...体の節々を揉んで...
谷崎潤一郎 「少年」
...節々(ふし/\)が固硬(しゃちこば)って...
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」
...節々が太って...
徳田秋声 「仮装人物」
...楢林弟の三人に一ばん興味をもつて「――話の節々や――ヨーロツパ的なものを見るときに――榮之助...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...その時はほとんど念頭に置かなかった言葉の節々が...
中里介山 「大菩薩峠」
...身じろぎの節々に...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...節々根ヲ下ス...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...義太夫節のびら札(ふだ)の藍の匹田もすゞしげに (街頭初夏)将た又羽目(はめ)に貼つたる浅葱刷(あさぎずり)寄席の太夫のびら札まで (五月の頌歌)と繰返し/\歌つてゐるビラ辰つくる巧みに季節々々の意匠をば採入れた辻びらの詩趣と共通で...
正岡容 「寄席風流」
...まだ二十三で何処かしら未熟の若い節々がお関に自分の子に対する様な気持を持たせるに充分であった...
宮本百合子 「お久美さんと其の周囲」
...なんだかこう節々に...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...豪気な秦明も五体節々(ふしぶし)痛い所だらけである...
吉川英治 「新・水滸伝」
...節々(ふしぶし)の痛さ...
吉川英治 「新・水滸伝」
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