...この服、箱書きでの洗濯表示があるから気をつけなきゃ...
...今度は引っ越しの準備で、箱書きを全部消化しなきゃ...
...プレゼントに箱書を付けてもらうと、大切なものだと伝わるよ...
...「箱書のあて名がちょっとズレているようなんだけど?」とクレームが来た...
...新製品のパッケージは、シンプルな箱書で統一するみたい...
...僞物をさげて偏奇館へ箱書きをたのみに行つたのが...
木場貞 「來訪者のモデル」
...その時代の幼稚な絵を大切にしてくれて箱書をもとめる人の気持ちを有難く受けとらねばなりますまい...
上村松園 「旧作」
...箱書に持って見える人は...
上村松園 「迷彩」
...箱書などできない道理です...
上村松園 「迷彩」
...山陽の賞(ほ)めちぎつた箱書(はこがき)さへ添(そ)はつてゐるので...
薄田泣菫 「古松研」
...山陽の賞(ほ)めちぎつた箱書(はこがき)さへ添(そ)はつてゐるので...
薄田泣菫 「茶話」
...巧(うま)く箱書(はこがき)を取らうとする...
薄田泣菫 「茶話」
...箱書に「昨日(きのふ)と過ぎ今日と暮して飛鳥川流れて早き月日なりけり」と認(したゝ)めて...
薄田泣菫 「茶話」
...或る人が箱書(はこがき)をしてくれといって持って来た作を見ると...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...箱書きをしてやるといっても「うちには子供が多くて...
中谷宇吉郎 「画業二十年」
...「箱書も何もありませんね」彼は胡座をくんで...
宮本百合子 「伊太利亜の古陶」
...「西洋のものだから箱書はないさ」「いいものなんですか?」「さあね」日下部は陶器に関してだけは妻に出鱈目を云えなかった...
宮本百合子 「伊太利亜の古陶」
...銘や箱書に頼ったり...
柳宗悦 「民藝四十年」
...箱書とか由緒があるという時勢に...
山本周五郎 「長屋天一坊」
...あるとき箱書きを頼みに来たのは紙本墨画の一幅...
山本笑月 「明治世相百話」
...どこやらに出品したこともありますし、それに箱書は、渡辺崋山(かざん)がいたしておりますので――とその店員がいうので猶さら、吹出してしまいたくなった...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...古奈の犬養さんの別莊に或る軸物の箱書が頼んであるんだが...
若山牧水 「樹木とその葉」
...由來箱書などは卑俗な茶人共の爲す業である...
若山牧水 「樹木とその葉」
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