...その箭の同一七を銅にしたり...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...弓箭甲冑の故實(こじつ)...
高山樗牛 「瀧口入道」
...勁箭を遙かに飛ばす君―われも同じ思にトロイアとアカイア陣のたゞ中に 35來りぬ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...見よ彼れ首に慘毒の飛箭を受けて兵車より...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...何處からともなく白羽の箭(や)が一と筋...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...憂愁と反逆を箭のような熔熱にのせて北流し―――化石した憂愁を...
槇村浩 「獄内にてドイツの同志を思う歌」
...医看徽章の白羽箭(しろいはね)を後ろにはねた制帽と...
室生犀星 「われはうたえども やぶれかぶれ」
...大事を興す兵馬の弓箭(ゆみや)は持たせてくれない」「ですから...
吉川英治 「三国志」
...金※箭(きんひせん)をたずさえ...
吉川英治 「三国志」
...鳥羽までお送りしてゆく六波羅武者の弓箭(きゅうせん)千五百ほどで...
吉川英治 「私本太平記」
...一箭(いっせん)の飛ぶような姿でもあった...
吉川英治 「新書太閤記」
...浜城をつつんだ高山右近長房(たかやまうこんながふさ)や、中川藤兵衛の軍も、火箭(ひや)、鉄砲の豊富な新兵器の威力をつくし、忽ち、そこを焦土とした...
吉川英治 「新書太閤記」
...「なぜ騒ぐかっ」箭四郎(やしろう)がまず駈けだしてきて...
吉川英治 「親鸞」
...箭四郎は坂道にとり残された...
吉川英治 「親鸞」
...箭四郎は、昂奮して、「いや、こんどの火の手は、ほんものらしい...
吉川英治 「親鸞」
...介や箭四郎(やしろう)たちに...
吉川英治 「親鸞」
...その鎧の袖を縫(ぬ)うている箭(や)を見るがよい...
吉川英治 「源頼朝」
...滝口経俊が射た箭(や)であるまいか」老母はぎくとしたように...
吉川英治 「源頼朝」
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