...兎に角數箇月彼れと同居するのは面白からう...
有島武郎 「半日」
...一箇の無性物の描寫に於ても...
有島武郎 「水野仙子氏の作品について」
...『眞箇(ほんとう)ですよ...
石川啄木 「鳥影」
...三箇年の間横川(よかわ)の首楞厳院(しゅりょうごんいん)に籠居(ろうきょ)して修練苦行の日を送ったと云うが...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...泡立つヂヨツキの幾箇かと鮮新な料理の三皿ばかりで...
徳田秋聲 「老苦」
...――何しろ自分が三度三度一箇月食っても食い切れないほどの南京米なんだから...
夏目漱石 「坑夫」
...塀の一箇所に凹(くぼ)みを拵(こしら)へ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...草叢(くさむら)の中に一箇所...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...爰に看過すべからざることは眞宗が三十箇年許り東國に盛に流宣して後...
原勝郎 「鎌倉時代の布教と當時の交通」
...舟も人も見えない葦の中に隱れてしまふ好箇の逃場であつた...
室生犀星 「命」
...五箇月間通つたのである...
森鴎外 「壽阿彌の手紙」
...二箇所を断つて一箇所に往くといふやうな日もある...
森鴎外 「追儺」
...しかし意味は前の二箇条と同様すこぶる簡明である...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...二百五十室もあるので到底一箇月掛かつても観尽(つく)せるもので無かつた...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...ソレハ箇様(カヤウ)ニナスガヨロシクコレハ左様ニ仕(ツカマツ)ルガ然ルベシナド...
吉川英治 「新書太閤記」
...それも一々箇条書にして...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...五箇(ごか)ノ庄(しょう)や椎葉(しいば)方面などへ...
吉川英治 「随筆 新平家」
...復活祭の週は堺と京都との信者たちが三箇に集まって一緒に祝うことになった...
和辻哲郎 「鎖国」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??