...オーストリーの三箇国に分割されてしまっていたので...
石原純 「キュリー夫人」
...北園竜子の大小十三箇の引越し荷物は...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...白粉のひび割れた箇所...
江戸川乱歩 「恐怖王」
...この祠のある場處は恐らく佐渡の最北端から金北山を通つて來た山の脊の一部の石灰の多い箇處が海か雨かのために虧けでもしたものらしく...
江南文三 「佐渡が島から」
...「五箇荘のいずれの地名を採用しても差し当りがあるので...
薄田太郎 「広島という名の由来」
...一箇月六円五十銭であった...
太宰治 「東京八景」
...たとい白銅一箇の草鞋銭(わらじせん)でも大切である...
夏目漱石 「坑夫」
...牛の角突きに一箇所だけ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...尤醫術は甚だ六箇敷ものにて大に上手下手のあるものなれども...
福澤諭吉 「養生の心得」
...(五箇年計画は、その数を一二七〇〇〇にする...
宮本百合子 「「鎌と鎚」工場の文学研究会」
...箇々の場合の、ね...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...一箇の能才なる者は...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...いまは別箇の信仰をいだいているけれども...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...日本が四箇の大なる島から成立つて居るやうに考へることは誤つて居る...
柳田國男 「蒼海を望みて思ふ」
...ところで右の二箇条は...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...次のような箇条によるものであった...
吉川英治 「新書太閤記」
...男女を合わせて、侍童から厩中間(うまやちゅうげん)の端まで加えれば、信長の扈従(こじゅう)百余名はいたはずであるが、本能寺全伽藍(ぜんがらん)、ただ見るぐわうぐわう燃える一炬(いっきょ)となったときは、一箇の人影も、一声の絶叫(ぜっきょう)もなかった...
吉川英治 「新書太閤記」
...いつかこれもまとめることができたら好箇な後代文献にはなるだろうと思われます...
吉川英治 「随筆 新平家」
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