...かれ意富富杼の王は三國の君、波多の君、息長の君、筑紫の米多の君、長坂の君、酒人の君、山道の君、布勢の君等が祖なり...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...筑紫の高千穗の宮においでになつて御相談なさいますには...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...三國の君・波多の君・息長(おきなが)の君・筑紫の米多の君・長坂の君・酒人の君・山道の君・布勢の君の祖先です...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...○又尾張の名古屋の人吉田重房が著(あらは)したる筑紫記行(つくしきかう)巻の九に...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...筑紫の南方に勢力ある熊襲などの類なりし者が女王の赫々たる英名を利用して...
内藤湖南 「卑彌呼考」
......
野口雨情 「沙上の夢」
...いまは宮崎龍介(みやざきりゅうすけ)氏夫人であるもとの筑紫(つくし)の女王白蓮(びゃくれん)女史の子(あきこ)さんは幸福だ...
長谷川時雨 「明治大正美女追憶」
...栗の文中には「栗(ササグリ)サヽトハ小ナルヲ云小栗ナリ又シバクリト云爾雅ノ註ニ江東デ呼ブ二小栗ヲ一為二ジ栗ト一崔禹錫(さいうしゅく)食経ニハ杭子ト云ヘリ春ノ初山ヲヤケバ栗ノ木モヤクル其春苗ヲ生ジ其秋実ノル地ニヨリテ山野ニク生ズ貧民ハ其実ヲ多トリテ粮トス筑紫ニ多シ庭訓往来(ていきんおうらい)ニ宰府ノ栗ト云是ナリ蘇恭(そきょう)ガ茅栗細ニシテ如二橡子ノ一ト云シモシバクリナルベシ」と述べてあるが...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...筑紫国の大地震は島原半島から発した地震であると推定される根拠がある...
武者金吉 「地震なまず」
...筑紫へ左遷せられた平正氏(たいらのまさうじ)が嫡子に相違あるまい...
森鴎外 「山椒大夫」
...特に筑紫(つくし)一帯の諸窯は文禄(ぶんろく)の役(えき)この方...
柳宗悦 「北九州の窯」
...筑紫のはてにでも...
山本周五郎 「風流太平記」
...たとえ一時は筑紫(つくし)へ逃げた尊氏でも...
吉川英治 「私本太平記」
...筑紫(つくし)の御陣から差向けられて参った次第にござりまする」「ム...
吉川英治 「私本太平記」
...「尊氏に筑紫(つくし)を踏ますな...
吉川英治 「私本太平記」
...筑紫九ヵ国は数十党の力と地盤のうえにたもたれている...
吉川英治 「私本太平記」
...筑紫(つくし)落ちの前夜...
吉川英治 「私本太平記」
...チロヒロは毛利勢が筑紫に進撃している隙をねらって山口を襲撃しようと企てていたし...
和辻哲郎 「鎖国」
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