...筋骨たくましい体型が健康の証である...
...筋骨を鍛えるために、ジムでトレーニングをしている...
...彼女の腕には、筋骨がしっかりとした握力がある...
...一生懸命に働く彼の姿は、筋骨たくましい男らしさが漂っている...
...彼の顔には、長年の苦労が刻まれ、筋骨が際立っている...
...体中の筋骨(すじぼね)が妙にむず痒(がゆ)くなったくらい...
芥川龍之介 「邪宗門」
...筋骨(きんこつ)の逞(たくま)ましい大柄(おおがら)の男子(おとこ)で...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...寒暑と波濤(はとう)と力わざと荒くれ男らとの交わりは君の筋骨と度胸とを鉄のように鍛え上げた...
有島武郎 「生まれいずる悩み」
...水夫達は堂々たる筋骨たくましい者共で...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...筋骨逞(たく)ましい大兵(だいひょう)肥満の黒々(くろぐろ)した巨漢と振袖然(ふりそでぜん)たる長い羽織を着た薄化粧したような美少年と連れ立って行くさまは弁慶と牛若といおう乎(か)...
内田魯庵 「硯友社の勃興と道程」
...美しい筋骨を持つた...
江南文三 「相川おけさ」
...筋骨たくましい御立派な若者になつて居られました...
太宰治 「右大臣実朝」
...筋骨のたくましきことは萬人にすぐれておはしましけれども...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...筋骨がたくましくて...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...その勇気といい、筋骨といい、身に帯びたすばらしい長短の刀といい、天下無敵の兵法(ひょうほう)の達者、誰が見ても疑う余地はありません...
中里介山 「大菩薩峠」
...筋骨が尋常ならぬ上に...
中里介山 「大菩薩峠」
...筋骨すこぶるたくましく...
野村胡堂 「胡堂百話」
...筋骨の逞(たく)ましさは...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...なお下りて筋骨の丈夫なる者は腕押し...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...二人のうち年長の男は海で生まれたかのような風貌(ふうぼう)を持ち、いかつい顔は強風で赤茶に変色し、澄んだ青い瞳は大胆不敵に光り、白髪は場違いを思わせるものの、体格は筋骨隆々、二十五年前と変わらない...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「幽霊島」
...躯幹(くかん)長大にして、筋骨が逞しい...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...武士のような筋骨と...
吉川英治 「新書太閤記」
...景恒は、当年わずか二十七歳の弱冠であったが、幼少の時、僧になっていたのを、(あの筋骨と、天生の武略を、僧門におくのは惜しい)といわれて、還俗(げんぞく)を強いられ、直ちに、一城を持たせられたほど、朝倉家の中でも、群をぬいていた人物だった...
吉川英治 「新書太閤記」
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