...川筋を乗って海へ落ち行(ゆ)くよ...
泉鏡花 「海の使者」
...此の両国に於ては英国と違いまして、証文を認めまする時に必ず印形(いんぎょう)と云う物を用いまする事になって居りまして、柘植(つげ)或は金銀等へ自分の姓名を彫付け、是を肉にて姓名(なまえ)の下へ捺しますけれども、時といたして印形を用いず、只親指に墨を塗り姓名の下に押す、即ち拇印(ぼいん)爪印(つめいん)とも申ます、平常(ふだん)実印を用いても、極(ごく)八釜(やかま)しい事、即ち調べを受けて証拠でも取られるというような時に至って、必ず拇印をいたしますが、支那国に於ては、人が兵隊になる時、手一面に墨を塗り、兵隊になったという受書(うけしょ)の下に手を捺させ、若し兵隊逃亡することがあれば、其手形を以て在所を探ねるが、何うして斯様のような不思議の事あるか、拇印ならば誰が捺したのか一向証拠にならん、兵隊に手の形を受書の下に捺させても、どうして是が当人逃げたる際在所(ありか)を探ねる助けになるか、其原因を段々探って見ますると、極(ご)く昔からあります風習で御座いますが、人間の手の筋、皮膚の模様(註、これが隆線に当る)人毎に変りやする(註、「何々しやする」というのは当時の落語家の口調、「します」の意)...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...膽振國勇拂郡鵡川川筋カイカウン...
坪井正五郎 「コロボックル風俗考」
...思惟の歴史を貫く赤い糸筋は範疇の発展であり...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...それから物も云わないで彼の首筋を捉えてぐんぐん家の中に引きずり込んだ...
豊島与志雄 「少年の死」
...文林堂の筋向に竹田といふ店あり主人気軽にて親切なれば一寸見当らぬ品物なぞ注文するには誠によし...
永井荷風 「古本評判記」
...深川(ふかがは)の小名木川辺(をなぎかはへん)の川筋(かはすぢ)には荷足船(にたりぶね)で人を渡す小さな渡場(わたしば)が幾個所(いくかしよ)もある...
永井荷風 「水 附渡船」
...背筋がずーんとして足がすくんでしまった...
永井隆 「長崎の鐘」
...四肢胸腰(ししきょうよう)の運動だっても人間の体質や構造に今までとは違ったところができて筋肉の働き方が一筋間違ってきたって...
夏目漱石 「中味と形式」
...莨(タバコ)の脂(やに)の流れた筋が...
長谷川時雨 「市川九女八」
...隅田川筋を唯一の極樂地とし...
長谷川時雨 「花火と大川端」
...鼻筋がすこし長過ぎる位に通つているせいか...
三好十郎 「肌の匂い」
...お互いの血筋をこんがらからせ...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...筋肉が固いこぶこぶになつて皮膚の下に見えている体の他の部分との釣合をこえていなかつた...
ジャック・ロンドン Jack London 山本政喜訳 「荒野の呼び声」
...中仙道筋へもぐり込んだものと観ております」「じゃ...
吉川英治 「江戸三国志」
...また浜のなぎさを一ト筋に駈け出したのは...
吉川英治 「私本太平記」
...逆に武松にとっては「こいつ一ト筋縄では泥を吐くまい」とする腹拵(はらごしら)えを...
吉川英治 「新・水滸伝」
...その迅(はや)い光は松葉のように一根二針の筋をひいて走ってはすぐ返して敵を刎ね上げている...
吉川英治 「宮本武蔵」
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