...足利尊氏は洛西等持院の境内にあった一本の松をこの上もなく愛していた...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...主人の上洛とともに等持院に帰って来ると...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...京都の等持院の足利家累代の木像を取り出して...
中里介山 「大菩薩峠」
...又明月記に元久二年二月二十三日御七条院此間予可儲肴等持参令取居之長櫃一土器居小折敷敷柏盛海松覆松とあれば昔時は貴人も食用に供せられたるならん」「又海藻の種類は多し模様として応用得べきもの少からず然れども古来諸種の工芸品の模様に応用せられたるものは実にみるのみなりみるは其形状のみならず体色も用ひられてみる色といへる緑に黒みある色をも造られたり」とある...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...そして何等持病というものがありません...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...彼が三草(みくさ)越えの途で詠(よ)んだ歌として歌集「等持院殿(等持院は尊氏の院号)百首」のうちに載っている一つである...
吉川英治 「私本太平記」
...等持院へのぞんで...
吉川英治 「私本太平記」
...等持院の古先(こせん)禅師そのほか檀越(だんおち)の公卿...
吉川英治 「私本太平記」
...衣笠山(きぬがさやま)の等持院でいとなまれた...
吉川英治 「私本太平記」
...きっと等持院(とうじいん)へ行くのであろう...
吉川英治 「私本太平記」
...御葬儀の当日から初(しょ)七日までの等持院は...
吉川英治 「私本太平記」
...土の色も宝篋印塔(ほうきょういんとう)の石もまだ新しい等持院殿仁山妙義大居士の墓所へ順にぬかずいた...
吉川英治 「私本太平記」
...しばらくは等持院の内で...
吉川英治 「私本太平記」
...今日は当道の門人一同と等持院へお出ましの模様らしい...
吉川英治 「私本太平記」
...われらも等持院へ行って...
吉川英治 「私本太平記」
...故等持院殿(ことうじいんでん)(尊氏の法号)どのに関する思い出や世評是々非々(ぜぜひひ)にたいする検校の意見なども伺い...
吉川英治 「私本太平記」
...――「等持院殿仁山大居士(とうじいんでんにんざんだいこじ)」のそれで...
吉川英治 「私本太平記」
...等持院(とうじいん)...
吉川英治 「親鸞」
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