...ないしロシヤ式でなければならないこと等々を滔々として語り...
犬田卯 「沼畔小話集」
...ラレイ等々の活力や...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...強力な(等々の)國家...
關口存男 「新獨逸語文法教程解説」
...ボーナス等々合計○○○何々殿...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...それともボンヤリ考えごとをしているか等々のことは...
谷崎潤一郎 「鍵」
...自分は少し気を廻し過ぎた、日記帳を二つに分けたこと、後の部分が二階の書棚に隠してあること、等々を、彼らがどうして知るはずがあろう...
谷崎潤一郎 「鍵」
...そして、昨日の日曜に無事引っ越しを済ませたこと、東京の借家普請と云うものは大阪のよりは遥(はる)かに粗末で、殊(こと)に建具が悪く、襖(ふすま)などがとても安手でひどいこと、畳敷は階下が二畳、四畳半、四畳半、六畳、二階が八畳、四畳半、三畳だけれども、江戸間(えどま)であるから八畳が京間の六畳、六畳が京間の四畳半にしか使えないこと、そう云う訳で甚(はなは)だみすぼらしい住居だけれども、取柄を云えば、新建ちであるから感じが明るく、南向きで日あたりがよく、上本町の薄暗い家から見れば衛生的であること、自分の家に庭はなくても隣近所に立派な邸宅や庭園が多く、閑静で上品な土地柄であること、それでいて道玄坂まで出れば繁華な商店街があり、映画館なども幾軒かあるので、子供達は何事も物珍しいと見え、却(かえ)って東京へ来たことを喜んでいるらしいこと、秀雄も全快して今週から附近の小学校へ通う筈(はず)であること、等々を語った...
谷崎潤一郎 「細雪」
...―――趣味が豊かで仏蘭西や亜米利加の言語風俗に通じていること、等々は、何と云っても御牧氏の強味であって、此方(こちら)様の御注文にもそっくり当て篏(は)まると思うのであるが如何であろうか...
谷崎潤一郎 「細雪」
...△人間を離れて人間はゐない、彼、彼女、等々...
種田山頭火 「其中日記」
...彼の理論は卓越し又は愚劣である等々)...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...形而上学者達が好む最も根本的な従って最も普遍的な問題――夫は例えば実在・宇宙・人生・神・等々の概念であろう――であるとは限らない...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...最近の所謂「思想国難」提唱以来された思想善導と一脈相通じるものを持つ各種の技術的学術の奨励(「日本学術振興会」・「燃料国策審議会」・「満蒙学術探検隊」・「特殊染料」助成・航空事業振興のための「綜合調査会」・等々)が盛んになって来つつあるのを見逃すことは出来ぬ...
戸坂潤 「技術の哲学」
...物理学に於ける根本概念――就中空間・時間・物質等々――がその際危機に臨んだかのように思われたのは...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...ヨーロッパの唯物思想・個人主義・資本主義等々に対抗しなければならず...
戸坂潤 「辞典」
...例えばマルクス・エンゲルス・レーニン等々からの引用も...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...文学に於ける能動精神・不安主義・ロマン派・各種のヒューマニズム・等々がその例だ...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...ぐでりん等々と難なく十七八人も数えられるのに...
牧野信一 「月あかり」
...等々々に過ぎないのだから……...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
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