...――先ず、多量の玻璃(はり)質に包まれて、アルカリ長石、雲母(うんぼ)角閃石、輝石等々の微片、それから極めて少量の石英と、橄欖(かんらん)岩に準長石――」「何ですって...
大阪圭吉 「気狂い機関車」
...彼の握るものは、鱧(はも)、河豚(ふぐ)、赤魚(あかお)、つばす、牡蠣(かき)、生うに、比目魚(ひらめ)の縁側、赤貝の膓(わた)、鯨(くじら)の赤身、等々を始め、椎茸(しいたけ)、松茸(まつたけ)、筍(たけのこ)、柿(かき)などに迄及んだが、鮪(まぐろ)は虐待して余り用いず、小鰭(こはだ)、はしら、青柳(あおやぎ)、玉子焼等は全く店頭に影を見せなかった...
谷崎潤一郎 「細雪」
...等々の境地をくゞつてきて本来の自己を造りあげた人だ...
種田山頭火 「行乞記」
...△人間を離れて人間はゐない、彼、彼女、等々...
種田山頭火 「其中日記」
...等々からきれいさつぱりと私を解放してくれた...
種田山頭火 「其中日記」
...なほまた意欲の能力、感覺の能力、理解の能力、等々は、精神の部分と言はれることができない、なぜなら、意欲し、感覺し、理解するのは一にして同じ精神であるから...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...** 吾々は praktische Theorie, theoretische Praxis 等々の言葉をもつ(例えばディーツゲン前掲書を見よ)...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...出版者の協力者・編集者等々となることの方を欲しているだろう...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...それは明らかなことで、存在者を意識の主体と考えるか、人間的生と考えるか、或いは又自然と考えるか、等々によって、その「ある」という存在の仕方が異って来ざるを得ない...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...等々の一切の根本問題が...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...社会に於ける身分・生活程度・生活様式・職業・社会層・社会階級・等々とは別の相位に於て把握されねばならぬということだ...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...大石高徳訳「蒙里西物語」「共和三色旗」等々がある...
直木三十五 「大衆文芸作法」
...レーの世話で届いたイギリス製の機関車六台とレール等々は...
服部之総 「明治の五十銭銀貨」
...ユゴオ等々がそれである...
平林初之輔 「政治的価値と芸術的価値」
...仕事も一村に必要なだけの職業は殆ど網羅されてゐて、大工、左官、土方、鉄工、洗濯屋、印刷所、教員、百姓、植木屋、掃除夫等々、その上にここのみに必要な仕事としては、女達の繃帯巻き、不自由舎の人のガーゼのばし(一度使用された繃帯やガーゼは洗濯場で洗はれる...
北條民雄 「癩院記録」
...』等々...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...染付はもとより、象嵌(ぞうがん)、流釉(ながしぐすり)、陰刻、黒釉、飴釉、白釉、緑釉等々、多過ぎるほどの変化です...
柳宗悦 「民藝四十年」
...行詰まり時代を招致したように……等々々……...
夢野久作 「探偵小説の真使命」
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