...筆をおくかんづめ:筆をしまうための道具...
...筆をおく置き方:筆をきちんと片づける方法...
...筆をおく台:筆を置く台のこと...
...筆をおく姿勢:書き物の時の姿勢...
...筆をおく文具入れ:筆やインク、ペン等を入れる収納ケース...
...生命萌芽汎在説の問題に筆をおく前に...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...いまこの物語の筆をおくにあたり...
橘外男 「亡霊怪猫屋敷」
...このほかにもまだいろいろあるであろうがあまりに予定の紙数を超過するからまずこのへんで筆をおく事とする...
寺田寅彦 「自然界の縞模様」
...ここにこのつたない叙説の筆をおくことにする...
寺田寅彦 「物理学圏外の物理的現象」
...食事の時間はきちんとしていつでも筆をおく...
中勘助 「結婚」
...あまりの好日に、筆をおく暇なく、ついに昼飯を廃す...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...興去ればすなはち筆をおくといふ風に...
堀辰雄 「日付のない日記」
...その要目の規定は世界の大勢に逆行したものであったとして筆をおく...
三上義夫 「和算の社会的・芸術的特性について」
...併せて夫人の健康を祈りつゝ筆をおく...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...この筆をおくことができない...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...筆をおくに臨みて神戸新聞社の創刊六十周年に誘われて...
柳田国男 「故郷七十年」
...筆をおくに当って想いかえすことはひとかど歌人にも成りかねなかった自分と...
山本周五郎 「日本婦道記」
...『……あの七百両の金が手に入れば』筆をおくと...
吉川英治 「魚紋」
...母はさっきからここで、さるお方へ手紙をかきかけていましたけれど、こんどは、そのつもりで聴きますから」草心尼(そうしんに)は、筆をおく...
吉川英治 「私本太平記」
...筆をおくと、すぐ、「使番の者に、今からこれを大垣の甚右のところへ持たせてやれ...
吉川英治 「新書太閤記」
...久しぶりでものを書いた」筆をおくと...
吉川英治 「新・水滸伝」
...歌になっているかいないかは知らないが、どうやら絵には合っているような気がして、やれやれと、筆をおくやいな、玄関へ出て、街の角まで、いとはんに傘さしかけてもらって立った...
吉川英治 「随筆 新平家」
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