...笹子峠は長かつた...
種田山頭火 「旅日記」
...小仏峠というものもあれば笹子峠というものもある...
中里介山 「大菩薩峠」
...黒野田を通って笹子峠」本陣の主人は一通りの道案内を申しました...
中里介山 「大菩薩峠」
...ありゃ今晩下初狩(しもはつかり)へ泊っているから明日は笹子峠へかかるんだ...
中里介山 「大菩薩峠」
...明日は笹子峠の難所を越えるのだから...
中里介山 「大菩薩峠」
...笹子峠を下って来た客もこの黒野田で宿を取る...
中里介山 「大菩薩峠」
...笹子峠へ上ろうとする旅人もここで泊って翌日立とうとするのだから...
中里介山 「大菩薩峠」
...笹子峠の上へ鎌のような月がかかっているのが見えました...
中里介山 「大菩薩峠」
...すぐ眼の上なる笹子峠には鎌のような月がかかっている...
中里介山 「大菩薩峠」
...いよいよ笹子峠へかかりました...
中里介山 「大菩薩峠」
...江戸から笹子峠の下まで送って来た縁があります...
中里介山 「大菩薩峠」
...音に聞えたこの笹子峠でござりまする...
中里介山 「大菩薩峠」
...笹子峠の七曲りで狼に出逢(でっくわ)して...
中里介山 「大菩薩峠」
...本道へ出て笹子峠を上りにかかっていました...
中里介山 「大菩薩峠」
...笹子峠の坊主沢のあたりで遣(や)り過ごした八州の役人という一隊でありました...
中里介山 「大菩薩峠」
...笹子峠のように遣(や)り損(そく)なって泣面(なきつら)をかかねえものだ」「ナニ...
中里介山 「大菩薩峠」
...一三)瓜盗む人の噂や風冷ゆる鯊(はぜ)登る川に燈籠流しけり茄子(なす)はぜぬ病怠る嫁の眉酒親し燈に来て鳴かぬ螽(きりぎりす)本売って酒ととのへぬ秋の風〔一三〕四十円ばかり入ったので小野と笹子峠を越えた...
山本周五郎 「青べか日記」
...笹子峠の狼も尻尾(しっぽ)を巻いて逃げるおあにいさんだぞ...
山本周五郎 「風流太平記」
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