...これも第一番に、前の重ガラスで発見したので、ファラデーの手帳に書いてあるのにも、「鉛の硼硅酸塩、すなわち重ガラスの棒を取った...
愛知敬一 「ファラデーの伝」
...それならなにをおいても第一番に俺様に見せなきゃいかんじゃないか」とふざけながら室内へ威勢よくとびこんだが...
海野十三 「浮かぶ飛行島」
...第一番に、それに気がついたのは事務長クーパーであった...
海野十三 「海底大陸」
...「まず第一番に君のような青年を沿岸被害地の村々に続々とふるい立たしたまえ...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...「フリュート協奏曲第一番ト長調K三一三」も美しいが...
野村胡堂 「楽聖物語」
...「弦楽四重奏曲第一番ニ長調」の有名な「アンダンテ・カンタービレ」を作ったりした...
野村胡堂 「楽聖物語」
...「ヴァイオリン協奏曲第一番=ト短調(作品二六)」は雄麗な曲だ...
野村胡堂 「楽聖物語」
...第一番に訊きたいのは...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...――いろいろ考えた末、第一番に、お寿に水銀を呑まされ損なったと世間に言いふらそうと思い付いた...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...第一番に、二年も使わないという黒衣が、埃を冠っておりますが、畳み目も崩れて衣裳棚へ抛(ほう)り込んであり、道具裏には天井から下がった太縄が三筋も四筋もある上、壁や羽目に足掛りがあって、軽業師ならずとも、縄を手繰って容易に登れそうだというのです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...第一番に上がりかまち...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...私が第一番に殺されるような気がしたんです」「それで?」「私は此処まで飛んで来ました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...第一番に娘のお幾と内儀のお輝だ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...第一番序の口にあがったというような次第なんです」と...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...彼の第一番の仕事は...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...私に第一番目にコップを握らせた...
三好十郎 「肌の匂い」
...殊(こと)に眼(め)の肉と嘴(くちばし)の肉は第一番の上客に差上げるとしてある位で鯛の全身中第一等の美味だね...
村井弦斎 「食道楽」
...第一番に御困り遊ばしたのは...
夢野久作 「白髪小僧」
便利!手書き漢字入力検索