...彼はロオマの詩人たちにも遜(ゆづ)らない第一流のジヤアナリストだつた...
芥川龍之介 「続西方の人」
...歐州各國の第一流の學者...
石川啄木 「A LETTER FROM PRISON」
...最も頭の大きい奴が第一流の俳優(やくしゃ)になる...
石川啄木 「火星の芝居」
...あの人もまだ第一流にはなれません...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...江戸時代第一流の儒者の墓多く集まりたり...
大町桂月 「豐島ヶ岡」
...侯は明治年間第一流の政治家として...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...これは立派な第一流の人であると言つてよいと思ふのであります...
内藤湖南 「大阪の町人學者富永仲基」
...更にその第一流と謂(い)えると考えざるを得ないで...
中里介山 「大菩薩峠」
...作者の素質が第一流に属するものであることは疑いない...
中島敦 「山月記」
...アメリカでも第一流のB会社で売り出している老人用粉乳は...
中谷宇吉郎 「老齢学」
...ともに第一流なりとて...
福沢諭吉 「学問の独立」
...そのころ若林蔵(わかばやしかんぞう)子を始めとして当時の速記界の第一流人が挺身...
正岡容 「我が圓朝研究」
...俳句界中第一流の人たるを得(う)...
正岡子規 「俳人蕪村」
...会場はある当世風な第一流のホテルのきらびやかな広間で...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「神童」
...オマール・カイヤムほどの大数学者が兼ねてペルシア第一流の詩人であり...
三上義夫 「芸術と数学及び科学」
...目下学術界の第一流に推されているワグネル先生を識らないものは世にあるまい...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...第一流の名人が演じても...
夢野久作 「能とは何か」
...第一流だと思われる婦人のやくざな者は...
横光利一 「欧洲紀行」
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