...これ等の符牒は、伝染病や悪い影響を避けるために、家の入口の横に取りつける...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...図767は男体山のお寺で出すこれ等の符牒の一つで...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...その、彼の符牒に、あの若者の息子はどうもつかなかった...
豊島与志雄 「在学理由」
...自分の思想に何かの符牒(ふちょう)をつけられることがさも問題ででもあるように...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...作品中の人物の名前などは単なる符牒にすぎず...
豊島与志雄 「長篇小説私見」
...こっちの符牒(ふちょう)が間違っているから...
中里介山 「大菩薩峠」
...こんな正体のない符牒を製造するにはよほど骨が折れたろうと思われます...
夏目漱石 「文芸の哲学的基礎」
...あの符牒(ふてふ)だけでは...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...大丸の符牒(ふちょう)(イエトモヲコルコトナシ)とか聞いておりました...
長谷川時雨 「大丸呉服店」
...二ランドリュの手帳に書いてあった符牒とは...
久生十蘭 「青髯二百八十三人の妻」
......
久生十蘭 「青髯二百八十三人の妻」
...何か南瓜(かぼちゃ)の親類のような符牒で――...
松濤明 「一つのエチケット」
...符牒のような、実(み)のない奴等ですが、それだけ却ってお気に入るでしょう...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...幕とか旗とかに付けた符牒(ふちょう)で...
柳田國男 「名字の話」
...いわば符牒(ふちょう)だ...
山川方夫 「お守り」
...何だかよく判らないでパラパラッと見たまんまに原書って書いた札をデカデカと貼って二円の符牒を付けておきましたら...
夢野久作 「悪魔祈祷書」
...それがみな符牒(ふちょう)なので金吾の耳には一向意味が通じないが...
吉川英治 「江戸三国志」
...すべての声が符牒(ふちょう)なので他の形勢がさっぱり分らない...
吉川英治 「江戸三国志」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??