...念写する女性であるから笑い上戸の二...
太宰治 「女人創造」
...笑い上戸(じょうご)のマア坊が叱られたのもそれでわかる...
太宰治 「パンドラの匣」
...それでも酔うと笑い上戸(じょうご)になる方で...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...」四補祭はとても笑い上戸で...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」
...補祭の笑い上戸やフォン・コーレンの憎悪と何ら撰ぶところはない...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」
...相変らず笑い上戸(じょうご)ではあったものの...
ツルゲーネフ 神西清訳 「はつ恋」
...現在この眼前の食堂の中に期せずして笑い上戸おこり上戸泣き上戸三幅対(さんぷくつい)そろった会合があったのだという滑稽(こっけい)なる事実に気がついたのであった...
寺田寅彦 「三斜晶系」
...笑い上戸の狂人なんか僕は大好きだよ...
豊島与志雄 「月かげ」
...鳴物(なりもの)を頼むぜ」笑い上戸(じょうご)の七平は...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...かつての陽気で笑い上戸の少女...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...むかしは笑い上戸(じょうご)で快活だった...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「本命馬」
...笑い上戸に後引き上戸...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
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