...日本では竹籔の場合によく竹冠りを書いた籔の字を用いているが...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...竹ヤブだから藪の字の艸冠りを竹冠りの籔の字にしてみたのは日本人の細工だ...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...竹冠(ちっかん)の友(とも)一ここが大事だ! と統(ほうとう)はひそかに警戒した...
吉川英治 「三国志」
...孔明のあとをつけて行った破衣竹冠(ちっかん)のみすぼらしい浪人者があった...
吉川英治 「三国志」
...竹冠の浪人は、「待てっ」いきなり馳け寄りざま、臂(ひじ)を伸ばして、孔明の肩を引っつかんだ...
吉川英治 「三国志」
...老人は朱絹の衣(ころも)をまとい、竹冠をかぶり、肥えたる耳に金環(きんかん)を垂れ、さながら達磨禅師(だるまぜんじ)のような風貌をしている...
吉川英治 「三国志」
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