...力競べを面白がっていた...
芥川龍之介 「素戔嗚尊」
...腕競べなどに来たのじゃありません...
芥川龍之介 「三つの宝」
...周圍の人との腕競べに生きようとする間違つた心掛を持つてゐるからである...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...馬競べなどにて仰山に騷ぎ立て是れ見よがしの日置の仕打は...
伊藤左千夫 「古代之少女」
...少時(しばらく)綱引きの力競べになった...
江見水蔭 「死剣と生縄」
...然らば力競べせむ...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...秘術競べのみでなく...
直木三十五 「南国太平記」
...玄白斎殿と呪法競べになれば...
直木三十五 「南国太平記」
...わけても十(じっしゅ)寄合とか寄合とか」]競べ香...
野村胡堂 「新奇談クラブ」
...「身代を競べれば...
牧野信一 「淡雪」
...これいわゆる蛇の長競べが...
南方熊楠 「十二支考」
...俺達とは競べものにはならねえが...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...暫く二親の顔を見競べていた...
森鴎外 「ヰタ・セクスアリス」
...力競べになつて行く素人相撲が...
柳田國男 「兒童語彙解説」
...やはり山と山との背競べのように...
柳田國男 「日本の伝説」
...山を隔てて宝競べをしていた...
柳田国男 「雪国の春」
...デン界の名物競べ播磨の毛剃と新呂の吃又義太夫華やかなりし明治の中頃...
山本笑月 「明治世相百話」
...法にかなった秘と秘の術競べとはなったので...
吉川英治 「新・水滸伝」
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