...往来(ゆきき)に端近(はしぢか)な処に居ながら...
泉鏡花 「浮舟」
...母までが端近(はしぢか)に出て来てみんなの話にばつを合わせる...
伊藤左千夫 「隣の嫁」
...それらしいのがをり/\軒端近く来ては囀づる...
種田山頭火 「行乞記」
...石崖(いしがけ)の上の端近く...
寺田寅彦 「あひると猿」
...頭を炉格子の端近くの地面に転がしたまま...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 三上於菟吉訳 「曲れる者」
...がんりきの百蔵を端近く呼んで...
中里介山 「大菩薩峠」
...それだが此(こ)れもそんなことを云(ゆ)つたつて仕方(しかた)がないがね」内儀(かみ)さんは聳然(すつくり)と立(たつ)ては居(ゐ)るが到底(たうてい)枯死(こし)すべき運命(うんめい)を持(も)つて居(ゐ)る喬木(けうぼく)の數本(すうほん)を端近(はしぢか)に見上(みあげ)ていつた...
長塚節 「土」
...この島の北端近くから...
中谷宇吉郎 「白い月の世界」
...それでも折り曲げた足の先が閾にさはるほどの端近である...
平出修 「夜烏」
...――背中の一方の端近くに真っ黒な点が二つあり...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「黄金虫」
...かならず端近くに出ては雪をながめて居ったものでした...
堀辰雄 「姨捨」
...突き当りの病棟の二階の端近くにある病室にはいると...
堀辰雄 「菜穂子」
...が、一番端近かの、居睡りしつづけている鉄道局の制服をきた老人の傍に坐り、近い山や森さえなんにも分からないほど雪の深い高原の真ん中へ汽車がはいり出した時分には、皆はもう彼女の存在など忘れたように見向きもしなかった...
堀辰雄 「菜穂子」
...端近くに横になつた...
堀辰雄 「牧歌」
...家々の軒端近く繞りめぐつてゐる小川の氷が碎けて...
吉江喬松 「山岳美觀」
...老母は音もなく立ってその姿を入口の端近くへ移した...
吉川英治 「新書太閤記」
...ここはご休息なさるにしては端近(はしぢか)です...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...こちらは三郎盛綱というがさつ者でござる」「端近(はしぢか)だ...
吉川英治 「源頼朝」
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