...6.トルストイの小説の影響は全歐洲にとつて端倪すべからざる效果を伴つた...
關口存男 「新獨逸語文法教程解説」
...『しかし』といふのは端倪すべからざる言葉である...
高田保 「貸家を探す話」
...いくら端倪すべからざるドリスでも...
ダウィット Jacob Julius David 森鴎外訳 「世界漫遊」
...古代中国人の端倪すべからざる夢幻的な神仙思想が...
中谷宇吉郎 「古代東洋への郷愁」
...要するに端倪すべからざる空談(くうだん)である...
夏目漱石 「それから」
...例の端倪すべからざるタヌの空想...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...加十の境遇ほど端倪すべからざるものはない...
久生十蘭 「魔都」
...実に実に端倪すべからざるいきさつであると感服もいたします...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...端倪すべからざるものがある...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
便利!手書き漢字入力検索