...壹(もは)ら姫を悦ばせんがために心を竭(つく)せるものなるべし...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...福円の妻女は至って優しい慈悲深き質(たち)ゆえ親も及ばぬほど看病に心を竭(つく)し...
関根黙庵 「枯尾花」
...『釈日本紀』に曰く、常陸国風土記曰、夫常陸国者、堺是広大、地亦緬、土壌沃墳、原野肥衍、墾発之処、山海之利、人々自得、家々足饒、設有二身労耕耘、力竭紡蚕者一、立可レ取レ富豊一、自然応レ免二貧窮一、況復求レ塩魚味一、左山右レ海植レ桑種レ麻、後レ野前レ原、所謂水陸之府蔵、物産之膏腴、古人云レ、常世之国一、蓋疑此地、今浦島説話とタンホイゼル説話とを比較するに、楽土の淹留と云う点に於て、楽土の神女が、淹留者に懸想して、彼を迎えしと云う点に於て、数年間留まりしと云う点に於て、及び後に至りて往事を回想して、故郷を懐うの情起りしと云う点に於て、両個の説話は全く一致す...
高木敏雄 「比較神話学」
...伏シテ惟ルニ政府当局ヲシテ能ク其責ヲ竭サシメ以テ陛下ノ赤子ヲシテ日月ノ恩ニ光被セシムルノ途他ナシ...
田中正造 「直訴状」
...故に精を窮め理を竭せるには非ずと雖も今日の讀詩界に小補なくんばあらず...
土井晩翠 「天地有情」
...彼れは第一期の時代事業に竭くす可かりし精力を餘まして...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...鼠麹草(はゝこぐさ)の花(はな)が皆(みな)投(な)げ竭(つく)されて與吉(よきち)は又(また)おつぎを喚(よ)んだ...
長塚節 「土」
...さうなつてからは勘次(かんじ)は竭(つ)きるまで能(よ)く燒(や)いた...
長塚節 「土」
...消防(せうばう)に力(ちから)を竭(つく)した群集(ぐんしふ)は白(しろ)い握飯(にぎりめし)を貪(むさぼ)つた...
長塚節 「土」
...待つ人の遂に來らねば徒らにおもひを焦すに過ぎず醫術の限を竭して後は病はいかに成り行くべきかと心もこゝろもとなくて...
長塚節 「長塚節歌集 下」
...和田氏たる者力を竭して其秘密を保つべきことなるは理の當然なれば...
原勝郎 「吾妻鏡の性質及其史料としての價値」
...今はもう進んで穿鑿する気力も竭(つ)き勇気も沮(はば)んだ...
二葉亭四迷 「浮雲」
...実に話術の妙を竭(つく)したものといってよい...
正岡容 「我が圓朝研究」
...「国歌の人を鼓舞して忠誠を貫かしめ人を劇奨(げきしょう)して孝貞(こうてい)を竭(つ)くさしめ」云々「豈(あに)翅(ただ)に花を賞し月を愛(め)で春霞に思(おもい)を遣(や)り風鳥に心を傾くる」云々の数行...
正岡子規 「人々に答ふ」
...河の中にて力竭(つ)きて空しく流れ失(う)せぬ...
南方熊楠 「十二支考」
...第二百四十一冷肉(れいにく)料理お登和嬢が料理に対する才覚は源々(げんげん)として竭(つ)くる事なし「ハイ...
村井弦斎 「食道楽」
...私には政治上の位地を占有した婦人は比較的深い注意と興味とを以(もつ)て婦人自身の義務に竭(つく)す事が出来ない様に見えます...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...文ヲ論ジ事ヲ考フルニ各力ヲ竭(ツク)シ...
吉川英治 「梅里先生行状記」
ランダム例文:
手もない 有ろうことか有るまいことか 古格
便利!手書き漢字入力検索
- スキー選手の葛西紀明さん: ノルディックスキー・ジャンプのレジェンドで、W杯出場回数のギネス記録保持者。🏂
- アナウンサーの久米宏さん: 報道番組に革命をもたらした伝説のスターアナウンサー肺がんのため死去📺
- 野球選手の有原航平さん: ソフトバンクから日本ハムに復帰し、背番号74を選択。 ⚾
