例文・使い方一覧でみる「竭」の意味


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...壹(もは)ら姫を悦ばせんがために心を(つく)せるものなるべし...   壹ら姫を悦ばせんがために心を竭せるものなるべしの読み方
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」

...ネチネチとトロ火で油煎(あぶらいり)されるように痛めつけられたら精も根も(つ)きて節々(ふしぶし)までグタグタになってしまうと...   ネチネチとトロ火で油煎されるように痛めつけられたら精も根も竭きて節々までグタグタになってしまうとの読み方
内田魯庵 「八犬伝談余」

...途中で根(こん)(つ)きて首を縊(くく)ったり...   途中で根竭きて首を縊ったりの読み方
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」

...永世へ掛け始終海岸防禦にのみ財力を(つく)し...   永世へ掛け始終海岸防禦にのみ財力を竭しの読み方
徳富蘇峰 「吉田松陰」

...而して閣下は当時の内閣に首班として惨憺の経営をくし...   而して閣下は当時の内閣に首班として惨憺の経営を竭くしの読み方
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」

...議論滔々としてきざるは沼南に及ばず然れども志気雄邁...   議論滔々として竭きざるは沼南に及ばず然れども志気雄邁の読み方
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」

...軈(やが)て藁(わら)が(つ)きると傭人(やとひにん)は各自(てんで)に其(その)繩(なは)を足(あし)から手(て)へ引(ひ)つ掛(か)けて迅速(じんそく)に數(かず)を計(はか)つては土間(どま)から手繰(たぐ)り上(あ)げながら...   軈て藁が竭きると傭人は各自に其繩を足から手へ引つ掛けて迅速に數を計つては土間から手繰り上げながらの読み方
長塚節 「土」

...』骸骨のいひもきざるに...   』骸骨のいひも竭きざるにの読み方
長塚節 「長塚節歌集 中」

...待つ人の遂に來らねば徒らにおもひを焦すに過ぎず醫術の限をして後は病はいかに成り行くべきかと心もこゝろもとなくて...   待つ人の遂に來らねば徒らにおもひを焦すに過ぎず醫術の限を竭して後は病はいかに成り行くべきかと心もこゝろもとなくての読み方
長塚節 「長塚節歌集 下」

......   の読み方
樋口一葉 「別れ霜」

...我州民ノ膏血ヲ(つく)サシメタリ...   我州民ノ膏血ヲ竭サシメタリの読み方
福沢諭吉訳 「アメリカ独立宣言」

...「国歌の人を鼓舞して忠誠を貫かしめ人を劇奨(げきしょう)して孝貞(こうてい)を(つ)くさしめ」云々「豈(あに)翅(ただ)に花を賞し月を愛(め)で春霞に思(おもい)を遣(や)り風鳥に心を傾くる」云々の数行...   「国歌の人を鼓舞して忠誠を貫かしめ人を劇奨して孝貞を竭くさしめ」云々「豈翅に花を賞し月を愛で春霞に思を遣り風鳥に心を傾くる」云々の数行の読み方
正岡子規 「人々に答ふ」

...例せばペルシアの古史賦『シャー・ナメー』に、勇士サムが殺した竜は頭髪(かみ)を地に(ひ)いて山のごとく起り、両の眼宛然(さながら)血の湖のごとく、一たび(ほ)ゆれば大地震動し、口より毒を吐く事洪水に似、飛鳥(つ)き、奔獣尽き、流水より(がく)を吸い、空中より鷲を落し、世間恐怖もて満たされ、一国のために人口の半ばを喪(うしの)うたと吹き立て、衆経撰『雑譬喩(ぞうひゆ)経』に、昔賈客(こかく)海上で大竜神に逢う、竜神汝は某国に行くかと問うに、往くと答えると、五升瓶(がめ)の大きさの卵一つを与え、かの国に行かば、これを大木の下に埋めよ、しからざれば殺すぞという...   例せばペルシアの古史賦『シャー・ナメー』に、勇士サムが殺した竜は頭髪を地にいて山のごとく起り、両の眼宛然血の湖のごとく、一たびゆれば大地震動し、口より毒を吐く事洪水に似、飛鳥竭き、奔獣尽き、流水よりを吸い、空中より鷲を落し、世間恐怖もて満たされ、一国のために人口の半ばを喪うたと吹き立て、衆経撰『雑譬喩経』に、昔賈客海上で大竜神に逢う、竜神汝は某国に行くかと問うに、往くと答えると、五升瓶の大きさの卵一つを与え、かの国に行かば、これを大木の下に埋めよ、しからざれば殺すぞというの読み方
南方熊楠 「十二支考」

...神林伐られ水涸(か)れて神威(つ)く...   神林伐られ水涸れて神威竭くの読み方
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」

...しかし越前侯は蘭医に療治させようとしてあらゆる手段をされた...   しかし越前侯は蘭医に療治させようとしてあらゆる手段を竭されたの読み方
森鴎外 「伊沢蘭軒」

...五百らは路用の金が(つ)きた...   五百らは路用の金が竭きたの読み方
森鴎外 「渋江抽斎」

...全力というよりも寧(むし)ろ死力を(つく)して奪い合っているほどの怪奇を極めた精神科学の実験そのものの魅力のために私の魂がもう...   全力というよりも寧ろ死力を竭して奪い合っているほどの怪奇を極めた精神科学の実験そのものの魅力のために私の魂がもうの読み方
夢野久作 「ドグラ・マグラ」

...庶(ねが)わくは駑鈍(どどん)を(つく)し...   庶わくは駑鈍を竭しの読み方
吉川英治 「三国志」

「竭」の読みかた

「竭」の書き方・書き順

いろんなフォントで「竭」


ランダム例文:
たじたじ   風息   櫛を入れる  

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