...福円の妻女は至って優しい慈悲深き質(たち)ゆえ親も及ばぬほど看病に心を竭(つく)し...
関根黙庵 「枯尾花」
...ただ百姓の力を罷(つか)らし百姓の財を竭(つく)し...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...刀水竭(つ)くといえども...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...彼れは第一期の時代事業に竭くす可かりし精力を餘まして...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...其の語を行ること奇警なるは大隈伯の妙処なり若し夫れ談論滔々として竭きざるの概に至ては...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...恁(か)うしておつぎは卯平(うへい)に向(むか)つて彼(かれ)が幾分(いくぶん)づゝでも餘計(よけい)に滿足(まんぞく)し得(う)る程度(ていど)にまで心(こゝろ)を竭(つく)すことが...
長塚節 「土」
...それが疎(まば)らな垣根(かきね)のやうに連(つらな)つて畑(はたけ)から畑(はたけ)を繼(つな)いでは幾(いく)十度(ど)の屈折(くつせつ)をなしつゝ段々(だん/\)に短(みぢか)くなつて此(こ)れも鬼怒川(きぬがは)の土手(どて)に近(ちか)く竭(つ)きる...
長塚節 「土」
...「そんだが娘(むすめ)も年頃(としごろ)來(き)てんのに遣(や)るとかとるとかしねえぢや可哀相(かあいさう)だよなあ」婆(ばあ)さん等(ら)の口(くち)はそれからそれと竭(つ)きなかつた...
長塚節 「土」
...かたり竭きめやも...
長塚節 「長塚節歌集 上」
...』骸骨のいひも竭きざるに...
長塚節 「長塚節歌集 中」
...血の気の竭(つ)きかけた兄に特有なひすばった長い顔も出たり引込(ひっこ)んだりした...
夏目漱石 「道草」
...三蔵 (力竭(つ)きて上(あが)り框(かまち)に手をかけて伏す)時次郎 野郎共...
長谷川伸 「沓掛時次郎 三幕十場」
...我州民ノ膏血ヲ竭(つく)サシメタリ...
福沢諭吉訳 「アメリカ独立宣言」
...それから諸薬草や地や火や風や樹や花や果や、一切の工巧(てわざ)や百般の物を護る諸竜の名を挙げおり、『大灌頂神呪経(だいかんじょうしんじゅきょう)』に三十五、『大雲請雨経』に百八十六の竜王を列(なら)べ、『大方等大雲経』には三万八千の竜王仏説法を聴くとあり、『経律異相』四八に、竜に卵生・胎生・湿生・化生の四あり、皆先身瞋恚(はらたて)心(こころ)曲(まが)り端大(たんだい)ならずして布施を行せしにより今竜と生まる、七宝を宮となし身高四十里、衣の長さ四十里、広さ八十里、重さ二両半、神力を以て百味の飲食(おんじき)を化成すれど、最後の一口変じて蝦蟇(がま)と為(な)る、もし道心を発し仏僧を供養せば、その苦を免れ身を変じて蛇(へびとかげ)と為るも、蝦蟇と金翅鳥(こんじちょう)に遭わず、※(げんだ)魚鼈(ぎょべつ)を食い、洗浴(ゆあみ)衣服もて身を養う、身相触れて陰陽を成す、寿命一劫あるいはそれ以下なり、裟竭(さがら)、難陀等十六竜王のみ金翅鳥に啖われずとある...
南方熊楠 「十二支考」
...第二百四十一冷肉(れいにく)料理お登和嬢が料理に対する才覚は源々(げんげん)として竭(つ)くる事なし「ハイ...
村井弦斎 「食道楽」
...柏軒も亦身命を賭して其責(せめ)を竭(つく)したのである...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...踵(つ)いで至つた清川即当蒔の多峰と倶に看護に力を竭し...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...全力を竭(つく)して活動の結果...
夢野久作 「暗黒公使」
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