例文・使い方一覧でみる「竭」の意味


スポンサーリンク

...壹(もは)ら姫を悦ばせんがために心を(つく)せるものなるべし...   壹ら姫を悦ばせんがために心を竭せるものなるべしの読み方
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」

...そして水流が彼等を漸するのを待って...   そして水流が彼等を漸竭するのを待っての読み方
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」

...雨が(や)んで月の光が射してきたところであった...   雨が竭んで月の光が射してきたところであったの読み方
田中貢太郎 「太虚司法伝」

...途中で根(こん)(つ)きて首を縊(くく)ったり...   途中で根竭きて首を縊ったりの読み方
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」

...最早(もはや)力(つ)き...   最早力竭きの読み方
徳富蘇峰 「吉田松陰」

...鼠麹草(はゝこぐさ)の花(はな)が皆(みな)投(な)げ(つく)されて與吉(よきち)は又(また)おつぎを喚(よ)んだ...   鼠麹草の花が皆投げ竭されて與吉は又おつぎを喚んだの読み方
長塚節 「土」

...大(おほ)きな藏々(くら/″\)の建物(たてもの)が空(むな)しく成(な)る程(ほど)一切(さい)の傭人(やとひにん)が桃畑(もゝばたけ)に一日(にち)の愉快(ゆくわい)を(つく)すやうになれば病氣(びやうき)もけそりと忘(わす)れるのが例(れい)であつた...   大きな藏々の建物が空しく成る程一切の傭人が桃畑に一日の愉快を竭すやうになれば病氣もけそりと忘れるのが例であつたの読み方
長塚節 「土」

...首(くび)擡(もちや)げてんの見(み)ちや本當(ほんたう)に厭(や)でねえ」おつたは幾(いく)らいつても(つ)きない當時(たうじ)を髣髴(はうふつ)せしめようとする容子(ようす)でいつた...   首擡げてんの見ちや本當に厭でねえ」おつたは幾らいつても竭きない當時を髣髴せしめようとする容子でいつたの読み方
長塚節 「土」

...それが疎(まば)らな垣根(かきね)のやうに連(つらな)つて畑(はたけ)から畑(はたけ)を繼(つな)いでは幾(いく)十度(ど)の屈折(くつせつ)をなしつゝ段々(だん/\)に短(みぢか)くなつて此(こ)れも鬼怒川(きぬがは)の土手(どて)に近(ちか)く(つ)きる...   それが疎らな垣根のやうに連つて畑から畑を繼いでは幾十度の屈折をなしつゝ段々に短くなつて此れも鬼怒川の土手に近く竭きるの読み方
長塚節 「土」

...庚子の役また幕府のために力を(つく)し以て鎮西(ちんぜい)の賊を誅す...   庚子の役また幕府のために力を竭し以て鎮西の賊を誅すの読み方
南方熊楠 「十二支考」

...それから諸薬草や地や火や風や樹や花や果や、一切の工巧(てわざ)や百般の物を護る諸竜の名を挙げおり、『大灌頂神呪経(だいかんじょうしんじゅきょう)』に三十五、『大雲請雨経』に百八十六の竜王を列(なら)べ、『大方等大雲経』には三万八千の竜王仏説法を聴くとあり、『経律異相』四八に、竜に卵生・胎生・湿生・化生の四あり、皆先身瞋恚(はらたて)心(こころ)曲(まが)り端大(たんだい)ならずして布施を行せしにより今竜と生まる、七宝を宮となし身高四十里、衣の長さ四十里、広さ八十里、重さ二両半、神力を以て百味の飲食(おんじき)を化成すれど、最後の一口変じて蝦蟇(がま)と為(な)る、もし道心を発し仏僧を供養せば、その苦を免れ身を変じて蛇(へびとかげ)と為るも、蝦蟇と金翅鳥(こんじちょう)に遭わず、※(げんだ)魚鼈(ぎょべつ)を食い、洗浴(ゆあみ)衣服もて身を養う、身相触れて陰陽を成す、寿命一劫あるいはそれ以下なり、裟(さがら)、難陀等十六竜王のみ金翅鳥に啖われずとある...   それから諸薬草や地や火や風や樹や花や果や、一切の工巧や百般の物を護る諸竜の名を挙げおり、『大灌頂神呪経』に三十五、『大雲請雨経』に百八十六の竜王を列べ、『大方等大雲経』には三万八千の竜王仏説法を聴くとあり、『経律異相』四八に、竜に卵生・胎生・湿生・化生の四あり、皆先身瞋恚心曲り端大ならずして布施を行せしにより今竜と生まる、七宝を宮となし身高四十里、衣の長さ四十里、広さ八十里、重さ二両半、神力を以て百味の飲食を化成すれど、最後の一口変じて蝦蟇と為る、もし道心を発し仏僧を供養せば、その苦を免れ身を変じて蛇と為るも、蝦蟇と金翅鳥に遭わず、※魚鼈を食い、洗浴衣服もて身を養う、身相触れて陰陽を成す、寿命一劫あるいはそれ以下なり、裟竭、難陀等十六竜王のみ金翅鳥に啖われずとあるの読み方
南方熊楠 「十二支考」

...猪自ら誇って曰く、摩と鴦の二国、我汝とともに闘うを聞かん、汝来って我と戦え、何を以て怖れて走る...   猪自ら誇って曰く、摩竭と鴦の二国、我汝とともに闘うを聞かん、汝来って我と戦え、何を以て怖れて走るの読み方
南方熊楠 「十二支考」

...神林伐られ水涸(か)れて神威(つ)く...   神林伐られ水涸れて神威竭くの読み方
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」

...柏軒も亦身命を賭して其責(せめ)を(つく)したのである...   柏軒も亦身命を賭して其責を竭したのであるの読み方
森鴎外 「伊沢蘭軒」

...五百らは路用の金が(つ)きた...   五百らは路用の金が竭きたの読み方
森鴎外 「渋江抽斎」

...しかし純忠の志を地下に(つく)し...   しかし純忠の志を地下に竭しの読み方
夢野久作 「梅津只圓翁伝」

...水源(つ)きて進行(しんこう)漸やく容易(やうゐ)となる...   水源竭きて進行漸やく容易となるの読み方
渡邊千吉郎 「利根水源探検紀行」

...父母に事(つか)えて能(よ)く其の力を(つく)し...   父母に事えて能く其の力を竭しの読み方
和辻哲郎 「孔子」

「竭」の読みかた

「竭」の書き方・書き順

いろんなフォントで「竭」


ランダム例文:
頬を染める   でんぐり返し   縁組み  

チーズローリングと世界一硬いチーズ

便利!手書き漢字入力検索

この漢字は何でしょう?

👨話題の人々👩
「推し」を登録

時事ニュース漢字 📺
不確実性   一過性   最低限  

スポンサーリンク

トップへ戻る