例文・使い方一覧でみる「竭」の意味


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...あまりの奮闘に精力を尽して斃れた先生は斯学における最大の偉勲者であることは曰う迄もない...   あまりの奮闘に精力を竭尽して斃れた先生は斯学における最大の偉勲者であることは曰う迄もないの読み方
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」

...ネチネチとトロ火で油煎(あぶらいり)されるように痛めつけられたら精も根も(つ)きて節々(ふしぶし)までグタグタになってしまうと...   ネチネチとトロ火で油煎されるように痛めつけられたら精も根も竭きて節々までグタグタになってしまうとの読み方
内田魯庵 「八犬伝談余」

...然るに畏くも 至尊統治の下に在りて施政の職に当れる栃木県地方官及下僚官吏ハ 聖旨を遵奉して吾等村民の生命財産を保護するに力をくさず...   然るに畏くも 至尊統治の下に在りて施政の職に当れる栃木県地方官及下僚官吏ハ 聖旨を遵奉して吾等村民の生命財産を保護するに力を竭くさずの読み方
田中正造 「非常歎願書」

...大抵一期の時代事業終ると共にくるものたり...   大抵一期の時代事業終ると共に竭くるものたりの読み方
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」

...而して閣下は當時の内閣に首班として慘憺の經營をくし...   而して閣下は當時の内閣に首班として慘憺の經營を竭くしの読み方
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」

...議論滔々としてきざるは沼南に及ばず然れども志氣雄邁...   議論滔々として竭きざるは沼南に及ばず然れども志氣雄邁の読み方
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」

...心血をくして古今の沿革を講究したり...   心血を竭くして古今の沿革を講究したりの読み方
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」

...之れが監督者たる行政官庁の職責をさゞるもの亦其の一大原因たり...   之れが監督者たる行政官庁の職責を竭さゞるもの亦其の一大原因たりの読み方
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」

...起力之兵...   起竭力之兵の読み方
内藤湖南 「日本文化の獨立」

...鼠麹草(はゝこぐさ)の花(はな)が皆(みな)投(な)げ(つく)されて與吉(よきち)は又(また)おつぎを喚(よ)んだ...   鼠麹草の花が皆投げ竭されて與吉は又おつぎを喚んだの読み方
長塚節 「土」

...さうなつてからは勘次(かんじ)は(つ)きるまで能(よ)く燒(や)いた...   さうなつてからは勘次は竭きるまで能く燒いたの読み方
長塚節 「土」

...待つ人の遂に來らねば徒らにおもひを焦すに過ぎず醫術の限をして後は病はいかに成り行くべきかと心もこゝろもとなくて...   待つ人の遂に來らねば徒らにおもひを焦すに過ぎず醫術の限を竭して後は病はいかに成り行くべきかと心もこゝろもとなくての読み方
長塚節 「長塚節歌集 下」

...今はもう進んで穿鑿する気力も(つ)き勇気も沮(はば)んだ...   今はもう進んで穿鑿する気力も竭き勇気も沮んだの読み方
二葉亭四迷 「浮雲」

...毎(いつ)も人を食う奴は勢(つ)き歯弱れる老虎で村落近く棲み野獣よりも人を捉うるを便とす...   毎も人を食う奴は勢竭き歯弱れる老虎で村落近く棲み野獣よりも人を捉うるを便とすの読み方
南方熊楠 「十二支考」

...一夜大蜥蜴燈の油を吸い(つ)くしたちまち消失するを見...   一夜大蜥蜴燈の油を吸い竭くしたちまち消失するを見の読み方
南方熊楠 「十二支考」

...踵(つ)いで至つた清川即当蒔の多峰と倶に看護に力をし...   踵いで至つた清川即当蒔の多峰と倶に看護に力を竭しの読み方
森鴎外 「伊沢蘭軒」

...庶(ねが)わくは駑鈍(どどん)を(つく)し...   庶わくは駑鈍を竭しの読み方
吉川英治 「三国志」

...ハタと(や)んだ虫の音もふたたび何事もないように...   ハタと竭んだ虫の音もふたたび何事もないようにの読み方
吉川英治 「宮本武蔵」

「竭」の読みかた

「竭」の書き方・書き順

いろんなフォントで「竭」


ランダム例文:
しぐれる   取付き   歯朶類  

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