例文・使い方一覧でみる「竭」の意味


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...然るに畏くも 至尊統治の下に在りて施政の職に当れる栃木県地方官及下僚官吏ハ 聖旨を遵奉して吾等村民の生命財産を保護するに力をくさず...   然るに畏くも 至尊統治の下に在りて施政の職に当れる栃木県地方官及下僚官吏ハ 聖旨を遵奉して吾等村民の生命財産を保護するに力を竭くさずの読み方
田中正造 「非常歎願書」

...故に精を窮め理をせるには非ずと雖も今日の讀詩界に小補なくんばあらず...   故に精を窮め理を竭せるには非ずと雖も今日の讀詩界に小補なくんばあらずの読み方
土井晩翠 「天地有情」

...最早(もはや)力(つ)き...   最早力竭きの読み方
徳富蘇峰 「吉田松陰」

...其の權變の才をくして内より藩閥を控制せむとしたるを認むべし...   其の權變の才を竭くして内より藩閥を控制せむとしたるを認むべしの読み方
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」

...大抵一期の時代事業終ると共にくるものたり...   大抵一期の時代事業終ると共に竭くるものたりの読み方
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」

...林(はやし)が(つ)きて田圃(たんぼ)が見(み)え出(だ)した...   林が竭きて田圃が見え出したの読み方
長塚節 「土」

...砂糖(さたう)が(つ)きた時(とき)與吉(よきち)は其(その)べとついた手(て)をお袋(ふくろ)の口(くち)のあたりへ出(だ)した...   砂糖が竭きた時與吉は其べとついた手をお袋の口のあたりへ出したの読み方
長塚節 「土」

...三蔵  (力(つ)きて上(あが)り框(かまち)に手をかけて伏す)時次郎 野郎共...   三蔵  きて上り框に手をかけて伏す)時次郎 野郎共の読み方
長谷川伸 「沓掛時次郎 三幕十場」

...和田氏たる者力をして其秘密を保つべきことなるは理の當然なれば...   和田氏たる者力を竭して其秘密を保つべきことなるは理の當然なればの読み方
原勝郎 「吾妻鏡の性質及其史料としての價値」

...流石(さすが)に氣根(きこん)も果(つきは)てけん茫然(ばうぜん)として立(たち)つくす折(をり)しも最少(もすこ)し參(まゐ)ると御座(ござ)いませうと話(はな)し聲(ごゑ)して黒(くろ)き影(かげ)目(め)に映(うつ)りぬ...   流石に氣根も竭果てけん茫然として立つくす折しも最少し參ると御座いませうと話し聲して黒き影目に映りぬの読み方
樋口一葉 「別れ霜」

...猪自ら誇りて曰う〈摩鴦二国...   猪自ら誇りて曰う〈摩竭鴦二国の読み方
南方熊楠 「十二支考」

...怪物に魂を食わるるとその人個人として自存が成らず心身全滅して再生また極楽往きの望み(つき)ると懼(おそ)れたのだろ...   怪物に魂を食わるるとその人個人として自存が成らず心身全滅して再生また極楽往きの望み竭ると懼れたのだろの読み方
南方熊楠 「十二支考」

...愛想(づ)かしを述べて御諸山(みもろやま)に登り去り...   愛想竭かしを述べて御諸山に登り去りの読み方
南方熊楠 「十二支考」

...別段力をその馴養に(つく)さなんだので...   別段力をその馴養に竭さなんだのでの読み方
南方熊楠 「十二支考」

...猪自ら誇って曰く、摩と鴦の二国、我汝とともに闘うを聞かん、汝来って我と戦え、何を以て怖れて走る...   猪自ら誇って曰く、摩竭と鴦の二国、我汝とともに闘うを聞かん、汝来って我と戦え、何を以て怖れて走るの読み方
南方熊楠 「十二支考」

...モロッコの諸部族、多くは新婦亂髮で帶なしに新夫の室に來り、スラヴ諸民も亦新婦は髮を亂し、波蘭の或部分では新夫が新婦の編髮を解くといふ(Westermarck, upi supra)非雲二出一身冷汗一、氣力已、云々...   モロッコの諸部族、多くは新婦亂髮で帶なしに新夫の室に來り、スラヴ諸民も亦新婦は髮を亂し、波蘭の或部分では新夫が新婦の編髮を解くといふ非雲二出一身冷汗一、氣力已竭、云々の読み方
南方熊楠 「蓮の花開く音を聽く事」

...矢(つ)きた形だね...   矢竭きた形だねの読み方
夢野久作 「爆弾太平記」

...庶(ねが)わくは駑鈍(どどん)を(つく)し...   庶わくは駑鈍を竭しの読み方
吉川英治 「三国志」

「竭」の読みかた

「竭」の書き方・書き順

いろんなフォントで「竭」


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