例文・使い方一覧でみる「竭」の意味


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...兵士は人を攘(はら)はんことに力を(つく)せり...   兵士は人を攘はんことに力を竭せりの読み方
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」

...そして水流が彼等を漸するのを待って...   そして水流が彼等を漸竭するのを待っての読み方
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」

...其の語を行ること奇警なるは大隈伯の妙處なり若し夫れ談論滔々としてきざるの概に至ては...   其の語を行ること奇警なるは大隈伯の妙處なり若し夫れ談論滔々として竭きざるの概に至てはの読み方
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」

...而して閣下は当時の内閣に首班として惨憺の経営をくし...   而して閣下は当時の内閣に首班として惨憺の経営を竭くしの読み方
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」

...砂糖(さたう)が(つ)きた時(とき)與吉(よきち)は其(その)べとついた手(て)をお袋(ふくろ)の口(くち)のあたりへ出(だ)した...   砂糖が竭きた時與吉は其べとついた手をお袋の口のあたりへ出したの読み方
長塚節 「土」

...それが疎(まば)らな垣根(かきね)のやうに連(つらな)つて畑(はたけ)から畑(はたけ)を繼(つな)いでは幾(いく)十度(ど)の屈折(くつせつ)をなしつゝ段々(だん/\)に短(みぢか)くなつて此(こ)れも鬼怒川(きぬがは)の土手(どて)に近(ちか)く(つ)きる...   それが疎らな垣根のやうに連つて畑から畑を繼いでは幾十度の屈折をなしつゝ段々に短くなつて此れも鬼怒川の土手に近く竭きるの読み方
長塚節 「土」

...落葉が大抵掃きされて秋草は刈り去られて冬らしくなつた庭が蒼い空のもとにからりとして来た...   落葉が大抵掃き竭されて秋草は刈り去られて冬らしくなつた庭が蒼い空のもとにからりとして来たの読み方
長塚節 「隣室の客」

...血の気の(つ)きかけた兄に特有なひすばった長い顔も出たり引込(ひっこ)んだりした...   血の気の竭きかけた兄に特有なひすばった長い顔も出たり引込んだりしたの読み方
夏目漱石 「道草」

...実に話術の妙を(つく)したものといってよい...   実に話術の妙を竭したものといってよいの読み方
正岡容 「我が圓朝研究」

...仏説に摩陀(まかだ)国の長者...   仏説に摩竭陀国の長者の読み方
南方熊楠 「十二支考」

...それから諸薬草や地や火や風や樹や花や果や、一切の工巧(てわざ)や百般の物を護る諸竜の名を挙げおり、『大灌頂神呪経(だいかんじょうしんじゅきょう)』に三十五、『大雲請雨経』に百八十六の竜王を列(なら)べ、『大方等大雲経』には三万八千の竜王仏説法を聴くとあり、『経律異相』四八に、竜に卵生・胎生・湿生・化生の四あり、皆先身瞋恚(はらたて)心(こころ)曲(まが)り端大(たんだい)ならずして布施を行せしにより今竜と生まる、七宝を宮となし身高四十里、衣の長さ四十里、広さ八十里、重さ二両半、神力を以て百味の飲食(おんじき)を化成すれど、最後の一口変じて蝦蟇(がま)と為(な)る、もし道心を発し仏僧を供養せば、その苦を免れ身を変じて蛇(へびとかげ)と為るも、蝦蟇と金翅鳥(こんじちょう)に遭わず、※(げんだ)魚鼈(ぎょべつ)を食い、洗浴(ゆあみ)衣服もて身を養う、身相触れて陰陽を成す、寿命一劫あるいはそれ以下なり、裟(さがら)、難陀等十六竜王のみ金翅鳥に啖われずとある...   それから諸薬草や地や火や風や樹や花や果や、一切の工巧や百般の物を護る諸竜の名を挙げおり、『大灌頂神呪経』に三十五、『大雲請雨経』に百八十六の竜王を列べ、『大方等大雲経』には三万八千の竜王仏説法を聴くとあり、『経律異相』四八に、竜に卵生・胎生・湿生・化生の四あり、皆先身瞋恚心曲り端大ならずして布施を行せしにより今竜と生まる、七宝を宮となし身高四十里、衣の長さ四十里、広さ八十里、重さ二両半、神力を以て百味の飲食を化成すれど、最後の一口変じて蝦蟇と為る、もし道心を発し仏僧を供養せば、その苦を免れ身を変じて蛇と為るも、蝦蟇と金翅鳥に遭わず、※魚鼈を食い、洗浴衣服もて身を養う、身相触れて陰陽を成す、寿命一劫あるいはそれ以下なり、裟竭、難陀等十六竜王のみ金翅鳥に啖われずとあるの読み方
南方熊楠 「十二支考」

...清正伝来の槍を堂の礎にあて折って武威の(つ)きたるを示したとある...   清正伝来の槍を堂の礎にあて折って武威の竭きたるを示したとあるの読み方
南方熊楠 「十二支考」

...五百らは路用の金が(つ)きた...   五百らは路用の金が竭きたの読み方
森鴎外 「渋江抽斎」

...しかし純忠の志を地下に(つく)し...   しかし純忠の志を地下に竭しの読み方
夢野久作 「梅津只圓翁伝」

...同時にその間に於て翁が如何に酬いられぬ努力を(つく)し...   同時にその間に於て翁が如何に酬いられぬ努力を竭しの読み方
夢野久作 「梅津只圓翁伝」

...全力を(つく)して活動の結果...   全力を竭して活動の結果の読み方
夢野久作 「暗黒公使」

...私には政治上の位地を占有した婦人は比較的深い注意と興味とを以(もつ)て婦人自身の義務に(つく)す事が出来ない様に見えます...   私には政治上の位地を占有した婦人は比較的深い注意と興味とを以て婦人自身の義務に竭す事が出来ない様に見えますの読み方
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」

...庶(ねが)わくは駑鈍(どどん)を(つく)し...   庶わくは駑鈍を竭しの読み方
吉川英治 「三国志」

「竭」の読みかた

「竭」の書き方・書き順

いろんなフォントで「竭」


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せめ   整った目鼻立ち   船積みする  

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