例文・使い方一覧でみる「竪」の意味


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...とうとう首(かぶり)を(たて)にふりました...   とうとう首を竪にふりましたの読み方
芥川龍之介 「運」

...僕はこの文章を書いてゐるうちに古代の日本に渡つて来たアツシリアの琴(たてごと)を思ひ出した...   僕はこの文章を書いてゐるうちに古代の日本に渡つて来たアツシリアの竪琴を思ひ出したの読み方
芥川龍之介 「文芸的な、余りに文芸的な」

...蒼黒く石垣を浸している川(たてかわ)の水を見渡して...   蒼黒く石垣を浸している竪川の水を見渡しての読み方
芥川龍之介 「妖婆」

...ただ川の水ばかりが...   ただ竪川の水ばかりがの読み方
芥川龍之介 「妖婆」

...坑のあらゆる壁が調べられた...   竪坑のあらゆる壁が調べられたの読み方
海野十三 「宇宙戦隊」

...たとえばウィルヘルム・マイステル中の琴(たてごと)手ミニョンなどに...   たとえばウィルヘルム・マイステル中の竪琴手ミニョンなどにの読み方
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」

...ところが間もなくそのお返しに駒江さんが当時流行の立派な絽の羽織をもつてきてくだすつた...   ところが間もなくそのお返しに駒江さんが当時流行の立派な竪絽の羽織をもつてきてくだすつたの読み方
中勘助 「きもの」

...それが横(よこ)にも(たて)にも大(おほ)きくなつて...   それが横にも竪にも大きくなつての読み方
長塚節 「土」

...いつもボロドテラを引つかけて居るので一見鼻持もならないのであるがその仲間には聞えた本所川の龜といふので磊落不覊とでもいはふか酒ばかり飮んで居る...   いつもボロドテラを引つかけて居るので一見鼻持もならないのであるがその仲間には聞えた本所竪川の龜といふので磊落不覊とでもいはふか酒ばかり飮んで居るの読み方
長塚節 「我が庭」

...首を(たて)に振っている...   首を竪に振っているの読み方
夏目漱石 「坑夫」

...楽堂を(たて)に貫(つら)ぬいている...   楽堂を竪に貫ぬいているの読み方
夏目漱石 「野分」

...(たて)二十間...   竪二十間の読み方
夏目漱石 「倫敦塔」

...三次郎の娘で八人芸のお島」「なるほど」「この二人が組めば天下の大乱も起せる」「言う事が大きいね」森右門は大工町(たてだいくちょう)の裏店住居(うらだなずまい)で...   三次郎の娘で八人芸のお島」「なるほど」「この二人が組めば天下の大乱も起せる」「言う事が大きいね」森右門は竪大工町の裏店住居での読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...板(たていた)の水の流を堰(せき)かねて折節は覚えず法螺(ほら)を吹く事もある...   竪板の水の流を堰かねて折節は覚えず法螺を吹く事もあるの読み方
二葉亭四迷 「浮雲」

...口が(たて)に裂けずにいるものじゃ...   口が竪に裂けずにいるものじゃの読み方
三上於菟吉 「雪之丞変化」

...老人の琴弾きが口ずさむ歌...   老人の竪琴弾きが口ずさむ歌の読み方
三木清 「語られざる哲学」

...ガリガリ頭かいてふけを落して眉間に突如皺をつくったりしていることでしょう...   ガリガリ頭かいてふけを落して眉間に突如竪皺をつくったりしていることでしょうの読み方
宮本百合子 「獄中への手紙」

...横町の黒犬と町の白犬とは初めて曲り角で出会うや否や...   横町の黒犬と竪町の白犬とは初めて曲り角で出会うや否やの読み方
夢野久作 「鼻の表現」

「竪」の読みかた

「竪」の書き方・書き順

いろんなフォントで「竪」

「竪」の英語の意味

「竪なんとか」といえば?  


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事件屋   暇を与える   はなたらし  

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