例文・使い方一覧でみる「竪」の意味


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...人通りの少い川(たてかわ)河岸を二つ目の方へ一町ばかり行くと...   人通りの少い竪川河岸を二つ目の方へ一町ばかり行くとの読み方
芥川龍之介 「妖婆」

...すぐに川の流でしょう...   すぐに竪川の流でしょうの読み方
芥川龍之介 「妖婆」

...坑口へ急(いそぎ)ながらも...   竪坑口へ急ながらもの読み方
大阪圭吉 「坑鬼」

...あだかも地平線をなす松の針葉がかなでられる琴の弦であるかのようである...   あだかも地平線をなす松の針葉がかなでられる竪琴の弦であるかのようであるの読み方
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」

...余は釧路貝塚の近傍に於て實に大人の歩(ある)きたる跡とも形容(けいよう)すべき數列の穴を見たり...   余は釧路貝塚の近傍に於て實に大人の歩きたる跡とも形容すべき數列の竪穴を見たりの読み方
坪井正五郎 「コロボックル風俗考」

...直に皇帝に謁見して宦官閹の皇室を誤まるを痛言すること二時間に亘り...   直に皇帝に謁見して宦官閹竪の皇室を誤まるを痛言すること二時間に亘りの読み方
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」

...狹(せま)く連(つらな)つて居(ゐ)る田(た)を(たて)に用水(ようすゐ)の堀(ほり)がある...   狹く連つて居る田を竪に用水の堀があるの読み方
長塚節 「土」

...鑿の歯を(たて)に返すや否や斜(は)すに...   鑿の歯を竪に返すや否や斜すにの読み方
夏目漱石 「夢十夜」

...(たて)二十間...   竪二十間の読み方
夏目漱石 「倫敦塔」

...いかに道徳固の道人でも...   いかに道徳竪固の道人でもの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...二相生町二丁目の阿波屋榮之助の家といふのは、雜穀問屋には相違ありませんが、何百年續いた町名主で、何んとかいふ苗字(めうじ)まで許されて居り、川に臨んで、一町内を睥睨(へいげい)する宏大な構へでした...   二相生町二丁目の阿波屋榮之助の家といふのは、雜穀問屋には相違ありませんが、何百年續いた町名主で、何んとかいふ苗字まで許されて居り、竪川に臨んで、一町内を睥睨する宏大な構へでしたの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...ふぞくした襦袢でも、下布でも、みんな長、横長、角型であるから、たち屑も出ないが、裁ち、縫ふのが楽であると共に、着るのも楽だ...   ふぞくした襦袢でも、下布でも、みんな竪長、横長、角型であるから、たち屑も出ないが、裁ち、縫ふのが楽であると共に、着るのも楽だの読み方
長谷川時雨 「きもの」

...その棒(たてぼう)を上に通さずして俗様(ぞくよう)に※と記すべき法なるを...   その竪棒を上に通さずして俗様に※と記すべき法なるをの読み方
福沢諭吉 「学問の独立」

...おんみの琴の上に彼れの耳にも入りうべき調(しら)べのひとつだにあらばかれが心を慰めたまへ此處から徐かに男聲合唱がアルトに絡みはじめ...   おんみの竪琴の上に彼れの耳にも入りうべき調べのひとつだにあらばかれが心を慰めたまへ此處から徐かに男聲合唱がアルトに絡みはじめの読み方
堀辰雄 「ゲエテの「冬のハルツに旅す」」

...惣身(そうみ)の三分一を(た)てて嘯(うそぶ)く...   惣身の三分一を竪てて嘯くの読み方
南方熊楠 「十二支考」

...湯煮玉子一個を(たて)に六ツに切り一々前の鰺へ巻込みテンパンへ並べバターを載せて十分間テンピにて焼きそのままにても...   湯煮玉子一個を竪に六ツに切り一々前の鰺へ巻込みテンパンへ並べバターを載せて十分間テンピにて焼きそのままにてもの読み方
村井弦斎 「食道楽」

...二つに(たて)に割りて中子(なかご)を匙(さじ)にて食へと教へ申し候(さふらふ)...   二つに竪に割りて中子を匙にて食へと教へ申し候の読み方
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」

...厚板を横に幾枚も重ねた固な塀を繞らした邸宅の多い事などが珍らしく感ぜられた...   厚板を横に幾枚も重ねた竪固な塀を繞らした邸宅の多い事などが珍らしく感ぜられたの読み方
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」

「竪」の読みかた

「竪」の書き方・書き順

いろんなフォントで「竪」

「竪」の英語の意味

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