...僕は身体が竦むように感じた...
海野十三 「深夜の市長」
...鵐(しとど)竦(すく)りて...
薄田淳介 「白羊宮」
...奥さんはそこに居竦(いすく)まったように...
夏目漱石 「こころ」
...足が竦(すく)んで動けなくなる...
夏目漱石 「満韓ところどころ」
...物をも言わずに立ち竦(すく)みました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...五六分の間といふもの体をこはばらしたままじつと立竦んでゐた...
北條民雄 「発病」
...その声のする度びに立ち竦む...
本庄陸男 「とも喰い」
...暫く立ち竦(すく)んでいたが...
森鴎外 「百物語」
...紙で包んだおかわを持ったなりそこへ立竦んだ...
山本周五郎 「めおと蝶」
...立ち竦んでおりますと...
夢野久作 「白髪小僧」
...足を竦(すく)めた...
吉川英治 「魚紋」
...真ッ蒼になって居竦(いすく)んでいるところから云った...
吉川英治 「剣難女難」
...立ち竦(すく)んでいる...
吉川英治 「親鸞」
...彼はハッと立ち竦(すく)んでいる...
吉川英治 「親鸞」
...思わず骨身が竦(すく)んでしまった...
吉川英治 「増長天王」
...「はい」竦(すく)むように...
吉川英治 「宮本武蔵」
...自分の前に立ち竦(すく)んでいるお通を睨みつづけていた...
吉川英治 「宮本武蔵」
...朱実は木蔭に立ち竦(すく)んでいた...
吉川英治 「宮本武蔵」
便利!手書き漢字入力検索