...私は竦然(しょうぜん)とした...
海野十三 「地球要塞」
...小木の枝(え)に鵐(しとど)竦(すく)みて...
薄田泣菫 「泣菫詩抄」
...」アランは立ち竦み妹をじっと見つめた...
O. H. ダンバー O. H. Dunbar The Creative CAT 訳 「感覚の殻」
...彼女は体が竦(すく)むほど厭(いや)な気持がした...
徳田秋声 「あらくれ」
...彼はぞっとして立竦んだ...
豊島与志雄 「人間繁栄」
...今井は棒のように立竦んだ...
豊島与志雄 「変な男」
...立竦(たちすく)んでしまうだろうと予期していたところを...
中里介山 「大菩薩峠」
...真赤になって立ち竦んでいるのみであります...
中里介山 「大菩薩峠」
...私はなんにも存じません」お松は青くなって立ち竦(すく)みます...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...このしずけさがキャラコさんの心を竦(すく)みあがらせる...
久生十蘭 「キャラコさん」
...わけもなく竦然とするやうなことに屡々出遇つた...
牧野信一 「秋晴れの日」
...泉原は唖然として暫時(しばらく)路傍に立竦(たちすく)んでいた...
松本泰 「緑衣の女」
...お互いを認めて立竦(たちすく)んだ...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...どうしてこんなに身の竦むような気持がするのだろうか...
山本周五郎 「契りきぬ」
...今思い出しても身の毛が竦立(よだ)ちます...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...彼は恟(ぎょ)ッと立(た)ち竦(すく)んで...
吉川英治 「剣難女難」
...悄然(しょうぜん)と立ち竦(すく)んでいる二人づれの虚無僧を見た...
吉川英治 「剣難女難」
...「はい」竦(すく)むように...
吉川英治 「宮本武蔵」
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